<ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇8日◇TPCポトマック at アベネルファーム(メリーランド州)◇7160ヤード・パー70>
6打差を追ってスタートした最終日は「68」と伸ばすも、マックス・ホーマ(米国)に4打及ばず、単独5位でタイトル防衛は達成できなかった。
「充実した日だった。いいプレーだった。チャンスを生かしきれず、終盤の8ホールは1オーバー、終わり方も残念だった」と18番のボギーを悔やんだが、「後半のピン位置はタフだった。それでも週末はいいプレーができた。全米プロに向けていい準備ができる」と手応えを口にした。
2位で終えた4月の「マスターズ」から4週ぶりに復帰。次週は1週のオフを取り、「全米プロゴルフ選手権」に備える。
「トップ5が続いていて、今とてもいいプレーが続いている」とマキロイ。全米プロに向けて必要なものは?と聞かれると「どんなショットを打つのか選択すること」という。
「例えばきょうの16番(の2打目)はウエッジでしっかり打ったが届かず、傾斜で戻って来た。9番でスリークォーターショットを打ってもダメだっただろう。どういうショットを選択するか、正しい種類を正しい場面で選択しなければならない」と話し、メンタル面の必要生を強調した。
2012、14年に2度制した全米プロの翌週は再びオフとするが、その後は「メモリアル・トーナメント」、「RBCカナディアン・オープン」、「全米オープン」、「トラベラーズ選手権」と「4週連続で出場する」と意気込んだ。
「今の自分のゲームにはものすごくハッピーだ」と自信。まずは全米プロでメジャー5勝目を狙う。(文・武川玲子=米国在住)
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