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勝みなみは記録更新ならず…連続アンダーパーは『18R』でストップ＆予選落ち「一からやり直す気持ちで」

＜ニトリレディスゴルフトーナメント　2日目◇26日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6655ヤード・パー72＞
今月、4日間で1つのボギーも叩かず優勝した「楽天スーパーレディース」の72ホールを含む、ツアーの連続ノーボギーホール『87』という新記録を樹立した勝みなみ。さらに『連続アンダーパー記録』更新にも挑戦していたが、今大会で途絶えてしまった。
7月の「ニッポンハムレディス」2日目に「64」のビッグスコアをマークしたのを皮切りに、先週の「CAT Ladies」の最終日は「70」でプレー。そして今大会の初日、1つのトリプルボギーがあったもののなんとか1アンダーの「71」にまとめ、記録を『18』に更新していた。
日本勢最長記録は、2007年に横峯さくらが樹立した『19』ラウンド。それに並ぶべく挑んだ2日目、前半で3つのボギーに苦しむと、後半も出だしから連続ボギーを喫してしまう。終盤のパー5でこの日初めてのバーディを奪ったが、そのままスコアを戻せないままホールアウト。1バーディ・5ボギーの「76」を叩き、記録はここでストップ。トータル3オーバーは62位タイに後退し、1打及ばず予選落ちを喫した。
「（連続アンダーパー記録は）え、知らなかったです。全然気にしていなくて、記録とかよく分かっていないので（笑）」と重圧はなかったようだ。だが、「ティショットが自分では完璧に打っているけど、ちょっと左や右にいっただけで、木が邪魔になったり。ちょっとしたミスで大ケガしちゃったり」と、ツアー屈指の難コースが、勝の前に立ちはだかった。
「ヤマハレディースオープン葛城」以来、18試合ぶりの予選落ち。そして『連続アンダーパー記録』は再び0からスタートする。「まだまだ試合も続くので、また一からやり直す気持ちで頑張りたいです」。切り替えて前を見据えた。
一方で、記録を『15』に伸ばして今大会を迎えた山下美夢有も、初日に3バーディ・3ボギーの「72」で記録ストップ。だが予選は通過し、優勝を飾った「宮里藍サントリーレディス」から続く『連続トップ5フィニッシュ』の日本勢最長記録『8』への望みはつないだ。トータル2アンダーの17位タイと、その位置が見えるところで決勝ラウンドを迎える。
ちなみに米女子ツアー記録は、現在世界ランキング1位につけるコ・ジンヨン（韓国）が、2021-22年にかけて記録した『34』。連続“60台ラウンド”記録も『16』という最長記録を樹立している。
【連続アンダーパーツアー記録】
22R：アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）※招待選手
19R：横峯さくら、イ・ボミ（韓国）
18R：申ジエ（韓国）
17R：勝みなみ、アン・ソンジュ（韓国）※2度達成
16R：畑岡奈紗、古江彩佳
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