<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディス 初日◇2日◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465ヤード・パー72>
先週の「ニトリレディス」で最終日に逆転負けを喫した原英莉花が、6バーディ・1ボギーの「67」で回り、首位と4打差の5アンダー・3位タイと今週も好位置で滑り出した。
雨が降る中スタートした原は「これ以上降らないでほしい」と祈りながら「距離感を大事に」プレーして序盤はパーを重ねる。6番パー5のティショットは「今のやばい、いい感じだった」と久しぶりに手応えのある一打を放つなど、2オンに成功してバーディ奪取。「序盤パーで耐えて、ロングでしっかりバーディをとれた。リズムよくプレーできたと思います」と一日を振り返った。
今季は予選落ちも多かったが、ここ2戦は連続トップ10入り。この日も好発進だが、「ショットとしては、そんなに調子がいいわけではなかった。前向きになれているのがプレーに表れているのかな」と話す。
前向きになれている理由はいくつかある。今年から契約フリーで臨むクラブもしっかり決まり、スイング的にはミスをしても許容範囲で収まっている。前半戦で苦しんだ腰痛も問題なし。「そういうのが重なって心に余裕があるのと、勝ちたいという気持ちがあるので(調子が悪くても)崩れていかないのかな」と勝ちにこだわる気持ちも戻ってきた。
大会前日には、「(スイングが)緩んだり、強く(クラブが)入ったりすることを無くしたい。決めたことに責任をもってインパクトできたら、ボールも喜ぶと思う」と、“責任あるインパクト”をテーマに掲げたが、「決めたところにしっかり振り抜くというのはできたと思う」とこの日は及第点だ。ゲームが決まるのは残り36ホール。「自分が攻められるところに来たら攻めて、ガマンするときは焦らずにガマン。チャンスを待つ感じでやりたい」。先週のリベンジに向けて、慌てずじっくりと攻めていく。
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