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直近8戦で1勝＆7度のトップ10　勝みなみが“日本タイトル”完全制覇へ気合「やっぱり勝ちたい」

＜日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯　事前情報◇7日◇城陽カントリー倶楽部（京都府）◇6555ヤード・パー72＞
昨年の「日本女子オープン」覇者が、2つ目の日本タイトルに意欲を燃やす。勝みなみが開幕前日の公式会見に臨み、「やっぱり勝ちたい。メジャーは特別な大会で年間4試合しかない。みんなすごく勝ちたいし、私も同じ」と気合も見せた。
会場となる城陽カントリー倶楽部でプレーするのは、プロテストに合格した2017年に出場したステップ・アップ・ツアー「京都レディース」以来のこと。この時は5位で終えているが、「グリーンも傾斜でラインを読むのが大変。フェアウェイも狭いし、ラフに入れると出すだけになることもある。コースマネジメントをしっかり」と、メジャーセッティングとなり警戒も強まるばかりだ。
コース自体の高低差も大きいため、ティショットも感覚を合わせるのは難しい。現在ドライビングディスタンスでツアー5位（252.71ヤード）につける飛ばし屋は、果敢にドライバーを握るつもりではいるが、それでも「数ホールは刻みます」とも。今回は3番ウッドを抜いて、5番ウッドをイン。「構えにくいホールもあるし、アドレスだけ気をつけたい」と安全策を取るべきホールも事前に確認した。
昨年の日本女子オープンは、2位に6打差をつける圧勝で初の日本一の座についた。これまでアマチュア時代を含めて7勝を挙げるが、メジャータイトルはこれのみ。今季は1勝にとどまるが、直近の国内8試合では1試合の予選落ちを除き1勝で、トップ10入りも7度と好調ぶりも際立っている。
「選手権は、一番女子プロが多く集まる試合。女子オープンと同じくらい大きい大会」。来週はすでにスキップすることを決めているため、「めちゃくちゃ頑張れます。全力を尽くしてから休養にあてたい（笑）」と、余力を残すことなく戦いきるつもりだ。優勝ラインは15アンダーに設定。米国挑戦を決めている年に、まずは日本と冠がつく大会の完全制覇といきたい。
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