世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング3~
Adam Scott(アダム・スコット)
遂にオーストラリア出身の選手がグリーンジャケットに袖を通した。G・ノーマンをはじめ、ことごとくマスターズで涙を飲んで来たオーストラリア勢。やっとオーガスタの女神に微笑まれた。18番でバーディーを決め9アンダーで先にホールアウトしたスコット。カブレラに最終ホールで追いつかれプレーオフにもつれるも、2ホール目の10番でバーディーを奪い勝利を決めた。
1980年7月16日生まれ 183cm 82kg
2012年平均飛距離 304.6ヤード(10位)
2012年フェアウェイキープ率 59.61%(121位)
2013年のマスターズで初のメジャータイトルを手にしたA・スコット。初めてメジャータイトルに近づいたのが、昨年の全英オープン最終日のバックナインに入る時だっただろう。結果は、上がりを4連続ボギーとしてE・エルスに逆転を許しての2位に。同い年生まれのセルジオとともに世界のゴルフシーンを盛り上げてもらいたい選手だ。パターは、すっかり長尺使用者となったアダム用のプロトタイプ。1Wは黒のカラーリングのツアーAD DI-8(X)を今季も愛用。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。