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白血病治療断念のJ・ライルへ想いを届ける　選手、キャディが黄色のリボンを着用しプレー

＜WGC-ブリヂストン招待 初日◇2日◇ファイアーストーンCC（7,400ヤード・パー70）＞
「WGC-ブリヂストン招待」初日には、選手やキャディが黄色いリボンをキャップにつけてプレーを行った。これは、長年にわたる急性骨髄性白血病治療に終止符を打ち、緩和医療を受けることを先日決断したオーストラリアのゴルファー、ジャロッド・ライルへの想いを込めたもの。世界中のゴルファーが一丸となり、ライルやその家族の戦いを支えていく。

17歳の時に急性骨髄性白血病に罹ったライルは、治療を続けながらプロゴルファーとして活躍。再発、克服という過酷な運命にも負けず、米国男子ツアー121試合出場という戦歴を残している。現在は、米国の下部ツアーを主戦にして2勝を誇っているが、2017年には病気が再発。数カ月前から病状が悪化していた。
その後も悪化の一途を辿る病状を受け、ライルは家族とより多くの時間を過ごす事を決心。自宅に戻り、緩和医療を行う道を選んでいた。
この日の会場では「PGAツアーの一員であるジャロッド・ライルを支える気持ちを示すため」というメッセージとともに、選手、キャディにリボンが配布され、それを着用してのラウンドとなった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>