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佐伯三貴が語る広島への思い「報道は少なくなってしまいますが…」

＜北海道meijiカップ 初日◇3日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース（6,493ヤード・パー72）＞
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」が8月3日（金）に開幕。初日の競技が終了し、単独首位には6アンダーの申ジエ（韓国）、3打差の2位タイには、ツアー7勝の実力者・佐伯三貴ら10名が並ぶ展開となった。
【写真】貴重！？松山＆佐伯の和やかなオフの様子
INスタートの佐伯は、前半9ホールを1アンダーで折り返すも、5番からの連続ボギーで、一時1オーバーまで転落してしまう。だが、続く7番パー3で4mのバーディチャンスを沈めると、8番パー4ではピンまで77ヤードの距離をチップインイーグル。勢いそのままに上がりの9番も伸ばし、1イーグル・4バーディ・3ボギー「69」でホールアウトした。
初日を振り返り、「上がり3ホールで獲れたのが明日につながる。ショットはあまり良い状態ではありませんでしたが、微調整してイチからやりたい」と語った佐伯。7月18日（水）に西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた地元・広島のため、東広島市長・高垣広徳氏へ寄付金を手渡したことについて問われると、被災地への思いを吐露。
「まだ見つかっていない方もいらっしゃるし、見つかることを祈っています。報道では徐々にスポットがあたらなくなってしまいますが、まだ電車が動いていないですし、暑さがあるなかでボランティアの方の熱中症の被害も出てきている。私ができることが少ないですが、住んでいるものとして、何か協力できることがあればやっていきたい。私は思いすぎてしまうと空回りしてしまうので、あまり思いすぎず…という意識ですが、つねに心では思っています」と、自身の活躍で被災者へ力を送りたい気持ちは強くもっているという。
普段タッグを組む鴨川裕行キャディは「（松山から）電話がかかってきたので」と、今週は東北福祉大学の“かわいい後輩”松山英樹に貸出中。米ツアーで「WGC-ブリヂストン招待」に参戦中だ。そのため今週は石川遼のエースキャディ・佐藤賢和キャディが帯同。過去にも信頼を置いて担いでもらった経験がある心強い味方とともに上位を目指す。（文・標英俊）
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