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畑岡奈紗は初の全英で苦戦　予選落ちという結果に 「変わらなきゃいけない」

＜全英リコー女子オープン 2日目◇3日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー71）＞
初の全英は予選落ち…。3オーバー・102位タイと初日に出遅れた畑岡奈紗は、この日も4バーディ・2ボギー・2ダブルボギーの「74」と苦しいラウンドとなった。トータル5オーバー・98位タイに終わり、2日間でロイヤルリザム＆セントアンズGCを去ることになった。
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予選通過にはバーディを積み重ねるしかない状況で迎えた2日目。2番で4mのスライスラインを読み切りバーディを奪うと、4番でもグリーン左カラーからの5mを沈めバーディ。ここで見せた2度のガッツポーズが、猛追の狼煙になるかと思われた。しかし、本人が「流れが変わった」といった7番パー5に、まさしく“落とし穴”が待っていた。
フェアウェイから5Iで放ったセカンドショットは、計算よりも15ヤードほどオーバーし左バンカーへ。さらに、左足下がりでライの悪い状況だった三打目では脱出に失敗。4打目で出したものの、その後もピン奥6mと寄せきれず2パットを要す結果となった。この痛恨のダブルボギーに畑岡は、「バンカーに入れたらあまり無理しないことが大事だとは分かっていたんですけど、狙わないといけない状況だった…。ボギーで切り抜けられていたらまた違ったと思う」と悔しさを口にした。
18番でもこの日2度目のダブルボギーを喫しフィニッシュ。カットラインに4打及ばず、3月の「バンク・オブ・ホープ・ファウンダーズ・カップ」以来となる今季3度目の予選落ちを、メジャーという大舞台で味わうことになった。
「自分が思うような調子で入ってこられなくて、修正ができなかった」と状態を落としていたことに加え、慣れないリンクスにも手を焼いた。「狙う位置をより絞って、ボールのコントロールをしないといけないと感じた。来年はそういうことができるようになって戻ってきたい」。この経験を次へのステップにするつもりだ。
今後何度も戦うであろう全英で活躍するために、「変わらなきゃいけない」と自らをさとした畑岡。「ショットやアプローチの種類を増やし、色々なボールを打てるようにして戻ってきたい」と前を向いた19歳にとって、この2日間で得たものは今後の大きな糧となるはずだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>