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バンカー地獄にはまった岡山絵里「まんまと罠に…」

＜全英リコー女子オープン 3日目◇4日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー71）＞
日本勢2人が決勝ラウンドに進んでいる「全英リコー女子オープン」。からくも予選通過を果たした岡山絵里は、初のリンクスに苦戦を強いられている。
【写真】コースのすぐ隣を走るのは日本のような電車？
予選カットラインギリギリのトータル1オーバーからのスタートで追い上げを図ったが、前半からつまずいてしまった。2番でボギーが先行すると、3番からまさかの3連続ダブルボギー。「風もあるし自分のミスもある。バンカーに入って打てないような状況が多く、トラブルが続いてしまいました。まんまと罠にはまってしまった」と、コース内に点在するバンカー群に手を焼いた。
3番ではグリーン手前の深いバンカーにつかまり出すだけ。4番ではティショットからバンカーにつかまり、さらにはグリーン右のバンカーにもつかまるトラブル。5番のパー3でもティショットがバンカーにつかまり目玉。後方に出すしかない状況に陥ったが「パニックにはなっていないです。バンカーに入ったら仕方ない。出すしかないと認識していた。あと何ホールもあるので落ち着いてできた」と、そこから気持ちを切り替えた。
8番でこの日初バーディを奪うと、後半は3バーディ・2ボギー。「最後はパーで上がりたかった」と、惜しくもボギーに終わったが、「後半はアンダーパーで回れて良かった」と、バックナインでのカムバックには及第点をつけた。
初の海外メジャーで洗礼を浴びているが、残すはあと1日。「ミスをしたら引きずるというのが自分の中では一生の課題だと思っています。でも今日はすごく良かった。とりあえず前半の5ホールくらいを静かにスタートしたい。そうしたら行けそうな気がします」。悔いの残らない戦いで、4日間を締めくくる構えだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>