<マルハンカップ太平洋クラブシニア 最終日◇5日◇太平洋クラブ 六甲コース(6,974ヤード・パー72)>
自ら勝負どころで波に乗り損ねてしまった。
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「ダメですね。昨日の18番のパットをショートしたように、今日一番でやってしまった……」
前日9アンダーでトップに立ちながら、最終日に崩れてトータル8アンダーの2位タイに終わった久保勝美が振り返ったのは、11番パー4でバーディを奪って8アンダーまで戻し、「さぁ、これから」と迎えた12番パー4。
「ティショットをミスして、グリーン奥からのパットをショート、ショートの3パットでボギー。全体的に打てていなかった」
2015年の「金秀シニア」でツアー初優勝を飾っているが、その後、2勝目がなかなか巡ってこない。今年も「すまいーだカップ」、「スターツシニア」、そして今大会と2位は3回目。余計に勝ちたいというプレッシャーがのしかかる。
「この感じだと、あと何回2位になるんだろう……。マークセンは調子がよくなかったのに、勝負どころでパーパットを入れたり、5メートルのバーディパットを入れてくる。僕は今日バーディが取りたいんだけど、でもボギーも打ちたくないというか、大事にいきたいというか。優勝争いの中で自分のゴルフができるようになりたい」
久保の生命線はパッティング。ともすると自信を失いがちの展開だったが、決して今シーズンの成績は悪くないだけに克服したいところだ。
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