<日本ジュニアゴルフ選手権競技 最終日◇17日◇霞ヶ関CC、男子(西コース6775ヤード・パー70)、女子(東コース6456ヤード・パー71)>
15日(水)から3日間の日程で開催された「日本ジュニア」。女子12歳〜14歳の部では、大会初出場の森愉生(倉敷市立西中学校2年)がトータルイーブンパーで優勝。「嬉しいです」と笑顔をこぼした。
男女中学、高校、各部門を制した…吉沢己咲、杉浦悠太、吉田優利、森愉生の4名【写真】
目標とする選手は「引退してしまいましたが、宮里藍さん」。技術力に加え、常に笑顔のファンサービスが一番の憧れだという。「来年も優勝して、将来はプロゴルファーとして活躍したいです」。いつか宮里のようなプロになるべく、努力を重ねていく。
男子12歳〜14歳の部で優勝を果たしたのは、吉沢己咲(みさき/藤岡市立北中学校2年)。3日間首位を守り、完全勝利を達成したが、最終日に「75」とスコアを落としたことに悔しさを見せ「まだ実感がわきません。優勝については、あまり気にしていませんでした」と言葉少なにうつむいた。
優勝よりも悔しさが先に出る、ほろ苦い締めくくりとなったが、「これからも頑張ります」と、来年こそ気持ちよく勝利をつかめるよう、努力を続ける。(文・谷口愛純)
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