<RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前情報◇22日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>
23日(木)に開幕する「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」で、5月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」のプロアマ戦で招待客に対して不適切な対応をしたとしてトーナメント出場を自粛していた片山晋呉が復帰。開幕前日の22日(木)にはプロアマ戦に出場した。
【LIVE写真】ツアー復帰の片山晋呉がプロアマ戦に出場
今回の復帰に対し、選手会長であり、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長も務める石川遼がコメントした。以下、全文を掲載。
片山さんの復帰に関してというよりは、これがプロアマの目的や、僕らがトーナメントを戦う目的など、一つひとつの本質に目を向けるいい機会になればいいと思う。1人の問題じゃないと思いますし、そういう空気を作りださないというか、悪い空気を作るような習慣にならないようにしていくことも大事。
プロアマに出られる方は、トーナメントに協賛してくださっているスポンサーの方や、協賛してくださっている方が招待したゲストの方などさまざま。みなさん根本はゴルフが好きで楽しみに来ているスポンサーであり、ゴルフファンだと思う。
個人的に一緒に回る選手のファンかどうかは分かりませんし、そうなるとも限りませんが、一緒に18ホールを回ったらファンになってもらえるようにする。それは難しいことじゃないと思う。技術を見せたり、普通に振る舞うというか、18ホール一緒にラウンドをすれば仲良くなる。そういう本質的な部分を見直す、すごくいい機会になったと思う。
ご迷惑をおかけした方もいると思いますし、また片山さん自身も色々な思いがあると思います。JGTOの副会長としての立場や、1人の選手への周りの評価はもちろんありますが、「プロアマは何のためにやっているのか」といった本質的なことを考えなければいけない。
(片山晋呉という1プレーヤーが戻ってきたことに関しては?)
戻ってきたという感覚は不思議ですが、一緒に回って近くで見るとすごいなと思う方。そういうプレーヤーであることに変わりはありません。
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