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フックもスライスもお手の物、“コースの魔術師”青木瀬令奈の神技バーディ

<ニトリレディス 初日◇23日◇小樽カントリー倶楽部(6628ヤード・パー72)>
日本屈指の名コース・小樽カントリー倶楽部で開幕した「ニトリレディス」初日に、青木瀬令奈が魅せた。5バーディ・1ボギーの「68」、4アンダーの単独2位は順位以上にその内容に驚きだ。
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10番からスタートした青木は、バーディを獲りたい出だしのパー5でボギーをたたく最悪のスタートを切ったが、「このボギーで残りを無駄にしてはいけない」と、まずは精神面を落ち着かせ、その後は技のレパートリーを駆使して、難コースを攻略した。
前半のインコースは「16番までフェアウェイが1回」とティショットに苦しんだが、「ボールの位置が左過ぎたのと、ティアップが高かったので、ボールをスタンスの内側に入れて、ティを低くしました」と徐々に修正。パーセーブを重ねる展開にも、輝きを見せたのは14番パー4だった。
ティショットが左のラフにつかまり、残り112ヤードのセカンドはグリーン方向に2本の木が立ちはだかる状況。そこで青木が選んだのは、「1本目の木の枝の下を通して、2本目の木の上を通さないといけない状況だったので、それならフックをかけてグリーンを狙う」だった。口でいうのは簡単だが、実際に握ったのはピッチングウェッジ。一般的に短い番手ほど球を曲げるのが困難といわれるが、これを見事にグリーンオンさせ、7メートルのバーディパットを決めた。
「練習場でもあの高さに、あの曲げ幅でという風に練習しています。ウェッジでインテンショナルフックやスライスを打つのは得意です」と、あらゆる場面を想定して日ごろから球の打ち分けを行っている。その甲斐もあって、イメージ通りの球筋で悪い流れを断ち切った。
これがフェアウェイならまだ曲げやすいが、ラフとなるとひときわ難しくなる。それでも簡単にこなしてしまうのは青木の技術の高さと、さらにはクラブ、スイングの改善も関係している。青木のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏に聞いてみると、「今年は、上からうまく打ち込めるようになっているので、ラフの抵抗も少ないです。シャフトも軽くしており、ダウンスイングでシャフトが立って下りてくるから深くてもくわれない」のだとか。
「背の割には腕も長いので、クラブを短くして、アドレスでシャフトが立つようにしています」と、あらゆる面に細心の注意を払い、ベストの状態を生み出している。今ではツアーのなかでも技のデパートとして有名な青木。コース上の魔術師が、曲がり厳禁の小樽CCであす以降もスコアを伸ばし、ツアー2勝目を引き寄せる。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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