<ニトリレディス 3日目◇25日◇小樽カントリー倶楽部(6,628ヤード・パー72)>
大会は無事に予選ラウンドを消化したが、金曜の夜半から降り続いた強い雨の影響で、決勝ラウンド初日はスタート時間が大幅に遅れた。
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2日目後半は強い雨のなか行われたが、単独首位に立った青木瀬令奈にとっては、そんなことは関係なかった。6バーディ・2ボギーで連日の「68」をマークする安定ぶり。「小樽で2日間60台というのはうれしいですし、自信にもなります」と、ツアー2勝目に向けて好調をキープ。このまま突っ走って栄冠に輝くか。
2位につけるのはこちらも連日の60台でトータル7アンダーの有村智恵。抜群の小技と飛距離アップに加え、自信もみなぎる最高の状態。「小樽で勝てれば自信になる」と、今季2勝目を視界に捉えている。
初優勝を狙う三ヶ島かな、復活優勝を目指す渡邉彩香らが追走するなか、テレサ・ルー(台湾)、アン・ソンジュ、黄アルム、申ジエ(いずれも韓国)の強豪海外勢の追撃もありそうな予感。4日間大会になると実力差が出るといわれるが、実績申し分なしの4人のジャンプアップもありそうだ。
初日アンダーパーの好スタートを切った二人の“華”にも注目したい。予選ラウンド2日間同組で戦った宮田成華と脇元華。1987年生まれの同学年で黄金世代の1学年上。2日目はともに「74」とスコアを崩したが、「最低限のアンダーパー。明日も頑張ります」(宮田)、「残り2日間で5アンダーを目指したい」(脇元)と、再浮上を誓う“華・華”にも注目したい。
原英莉花、小倉ひまわり、小滝水音ら黄金世代も元気に上位を伺う位置につけ、混戦が予想される大会3日目。ムービングデーに飛び出すのは誰なのか。
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