今年で10回目を迎える「アジア・パシフィックアマチュア選手権」が、10月4日〜7日の日程でシンガポールのセントーサ ゴルフクラブ タンジョンコースで開催(72ホールストロークプレー)。日本からは金谷拓実、吉原英駿、中島啓太、大澤和也、丸山奨王、大西魁斗の6名の参加が決定している。
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アジアパシフィックゴルフ連盟(APGC)、マスターズトーナメント、The R&Aが主管し、APGCに加盟するアジア太平洋の国々から120名のトップアマチュアが集結する同大会。優勝者は2019年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を手にすることができ、準優勝者にも全英オープン最終予選会出場権が与えられる。
シンガポール開催は2度目で、前回の2011年大会(アイランドカントリークラブ)を制したのは松山英樹。松山は2010年大会から連覇を達成し、2年連続で「マスターズ」の切符を手にしている。
2018年大会には、2017年大会覇者のリン・ユーシン(中国)を筆頭に、世界アマチュアゴルフランキング(WARG)トップ100位以内の選手が17名出場。各国最大6名の選出となるが、中国代表は、過去9年で国別最多となる3度の優勝者を輩出。オーストラリア代表は、米国女子ツアーで活躍するミンジー・リーを姉に持つ、ミンウー・リー(世界ランク13位)を中心に、多くがランク50位以内にいる強豪となっている。
日本代表の最上位はランク52位の金谷拓実。2年連続での出場となるのは中島啓太、丸山奨王、大西魁斗の3名で、中島は先日のジャカルタ・アジア競技大会で日本勢20年ぶりとなる金メダルを獲得している。
アジア太平洋の強豪との争いのなか、日本代表6名は、2011年以来の“アジアアマ制覇”を果たすことができるか(※ランキング順位は8月30日現在)。
【アジア・パシフィックアマチュア選手権 過去9年の優勝者一覧】
2009年:ハン・チャンウォン(韓国)
2010年:松山英樹
2011年:松山英樹
2012年:グァン・ティアラン(中国)
2013年:イ・チャンウー(韓国)
2014年:アントニオ・マーダカ(豪州)
2015年:ジン・チェン(中国)
2016年:カーティス・ラック(豪州)
2017年:リン・ユーシン(中国)
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