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高額賞金を争った日本女子プロ選手権　リランキングへの影響は？

後半戦10試合目となる国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」が終了時点の暫定リランキングが発表された。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」（9月21日〜23日）後に行われる2ndリランキングでおおよそ35位までに入れば、その後の試合で優先的に出場することが可能となる。
【写真】ブラックドレスの香妻琴乃が夜の街に降臨！
1stリランキングで下位に沈んだ選手たちは、優先的に出場ができるリランキング上位者とは違い、少ないチャンスをものにして上位に入り、高額賞金を獲得することが要求される。
先週の日本女子プロは賞金総額2億円。当然、リランキング下位勢は一発逆転を狙ったわけだが、19位タイに入った小橋絵利子が賞金198万円を加算。前週の暫定43位から35位（約673万円）に浮上し、2ndリランキング突破へ可能性を残した。
先週までに小橋が一大会で獲得した最高金額は、9位タイに入った「リゾートトラストレディス」の180万円だったが、今大会では19位タイながらそれを上回る金額を獲得。夏場には7試合連続予選落ちと不調期もあったが、直近6試合では4度の予選通過。しぶとく賞金を稼いできた結果がここにきて効いてきている。
4週前の「CAT Ladies」で6位タイ、2週前の「ゴルフ5レディス」で10位タイと好調ぶりを見せていた香妻琴乃は予選ラウンドを通過し、43位タイでフィニッシュ。獲得賞金は92万円で急浮上とはならなかったが、2ランクアップのリランキング39位（約583万円）と着実に前進している。
第2回リランキングまでは、今週の14日（金）に開幕する「マンシングウェアレディース」を含めて2試合。先週は優勝した申ジエ（韓国）が3600万円を獲得し、賞金ランク1位に浮上。昨年女王の鈴木愛が3位に陥落するなど、白熱した女王争いを展開する女子ツアーだが、その裏で行われる生き残りをかけた戦いにも注目したい。
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