<マンシングウェアレディース 事前情報◇12日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>
イ・ボミ(韓国)が元気な様子で、この日9ホールの練習ラウンドを行った。先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」第2ラウンドのハーフ終了後、「背中痛」を理由に途中棄権。今週の動向が心配されたが、14日(金)の開幕を迎えることができそうだ。
【写真】まさかの途中棄権、イ・ボミはティショット後にこの表情
「大丈夫。良くなりました」。そんなボミの声を、コースで聞くことができた。この日はアウト9ホールを回り、コースの感触と、自身の体調を確かめた。「背中(の筋肉)がすごく固まっていて、痛いというよりは違和感がありました」と、棄権の原因にもなった症状について明かす。専属トレーナーも「これまでにない位、固かった。(間に合うか)不安でした」と話すが、チーム一丸となり、日本女子プロ終了後に入念にケア。今週に間に合わせた。
主催するデサントとウェア契約を結ぶボミは、ホステス大会を直後に控えたタイミングでの違和感とあって、大きな不安を抱えながら週末を過ごした。前日11日(火)に会場入りしたが、今も「原因が分からないままなので、心配ではあります」と完全に胸をなでおろすまでには至っていない。それでも、「今日回ってみて大丈夫だった」としっかりとプレーできたことが、手ごたえとなった。
コースについては「フェアウェイが狭く、ラフも深い。フェアウェイキープを第一に考えたです」と感想を口にする。「最近、体調に影響がでやすい。色々なものに余裕を持ったなかで、対応していきたい。スイングも改善ポイントを一つでも少なくして、集中してプレーしたい」と“不要な負担”を極力避け、大会を戦っていく。
「ホステスプロなので頑張りたいです」。そう言葉に力を込めたボミ。最高成績は2012年の2位タイ。さらに不安を吹き飛ばすプレーを、本番で見せられるよう、引き続き調整を重ねていく。
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