<マンシングウェアレディース東海クラシック 初日◇14日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>
国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」がいよいよ開幕。愛知県の知多半島を舞台に、3日間の熱戦が繰り広げられる。
【LIVEフォト】ボミ、小祝さくらもスタート!初日の模様を現地から生配信!
現在、会場は雨模様。弱いながらも一日降り続くという予報も出ており、気を張るラウンドとなりそうだ。もともと長いラフが、雨を含んで重くなり、多くの選手を苦しめることになる。
今大会には主催のデサントとウェア契約を結ぶ選手が多数出場。それぞれがホステスとしての威信をかけてプレーする。最近は優勝争いを続け、今大会でも注目を集める小祝さくらもその一人。今年チーム・デサント入りを果たした20歳は「いつも大事な試合でつまずいてしまうことが多いので、今週はしっかりと予選通過したいです」と気を引き締めて大会に臨む。
現在4戦連続で予選落ちと苦しい日々を送る三浦桃香も、「思い入れの強い大会なので、感謝の気持ちを持ってプレーしたい」と意気込む。ジュニア時代に出場した本大会でプロを目指す決心をした三浦。調子が上向きという言葉も口にしていただけに、今週のプレーに注目だ。
2015年大会覇者のキム・ハヌル(韓国)は、昨年、開幕前に体調を崩し無念の欠場となった。今季ここまで未勝利とあって、ホステス大会で元気な姿を見せたい。この他、鈴木愛、新垣比菜、渡邉彩香、イ・ボミ(韓国)らが大会を盛り上げるため強い思いを抱いてプレーする。
プロ以外でも注目選手がそろった。それが日本アマチュアランキング1位の西村優菜(大阪商大高3年)、同2位の安田祐香(滝川第二高3年)、同3位の吉田優利(麗澤高3年)のアマチュア選手3人だ。先日アイルランドで行われた「世界女子アマ」では、団体で日本史上最高位となる2位となったチームメイトだった。“プラチナ世代”と呼ばれる現在の高校3年生世代をけん引する若い力が、再びライバルとしてプロトーナメントでしのぎを削る。
例年伸ばし合いとなる大会。その火ぶたが切って落とされた。
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