11月22日から25日の4日間の日程でオーストラリアのメルボルンにあるザ・メトロポリタンGCにて開催される「ISPS HANDA メルボルンワールドカップ・オブ・ゴルフ」の日本代表が米国時間の20日(木)に正式に決定した。
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今大会は各国のトップランカーがパートナーを指名する形式で2名1組のチームが決定する。日本代表は世界ランキング最上位の松山英樹が辞退したため、次点の小平智の出場が決定。その小平が谷原秀人を指名した。小平は初出場、谷原は2013年に石川遼と組むなどこれで4度目の出場となる。
他の国のメンバーも続々と決定。イングランドのティレル・ハットンが指名したのは、今回で6回目の出場と経験豊富なイアン・ポールター。米国のカイル・スタンレーはマット・クチャーを、南アフリカのブランデン・グレイスはチャール・シュワーツェルをそれぞれピックしている。
過去、日本代表は1957年と2002年大会の2勝を挙げている。57年は中村寅吉・小野光一ペアが霞が関カンツリー倶楽部で優勝。02年は丸山茂樹&伊澤利光がメキシコのビスタバラータ・ニクラスコースで栄冠を勝ち取った。また、前回大会の16年大会では石川遼と松山英樹のタッグが実現。優勝には手が届かなかったが、多くの話題を集めた。
72ホールに渡るストロークプレーのチーム戦。第1・3ラウンドではフォアボール(ベストボール)形式、第2・4ラウンドではフォアサム(オルタネートショット)形式で行なわれる今大会。今季米国男子ツアーで初優勝を挙げた小平の勢いと欧州ツアー転戦でさらに力をつけた谷原の息の合ったプレーで3度目のタイトルを目指す。
【2018年ワールドカップ・オブ・ゴルフ 出場選手資格基準】
・2018年9月3日時点の世界ゴルフランキング上位28カ国より、それぞれ最上位のプレーヤーを選出
・選出されたプレーヤーは、世界ランク500位以内から上位5人までの選手をパートナーとして選ぶ。仮に500位内に5選手が存在しない場合は、500位以上から選出が可能
・各国の世界ランク最上位のエントリー締め切りは米国東部時間9月13日の午後5時まで
・パートナー選出の締め切りは米国東部時間9月20日の午後5時まで
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