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「日本のベストトーナメントで優勝したい」元世界ランク1位のユ・ソヨンがV宣言

＜日本女子オープンゴルフ選手権 事前情報◇26日◇千葉カントリークラブ野田コース（6,677ヤード・パー72）＞
2011年「全米女子オープン」、17年「ANAインスピレーション」の海外メジャー2勝など、米国ツアーで6勝を挙げるユ・ソヨン（韓国）。「日本女子オープン」開幕前日に、大会への意気込みを語った。
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この日、松田鈴英とともにイン9ホールを回り最終調整を行ったソヨン。コースの印象については「ラフが深いけど、思いのほかグリーンは軟らかい。今後はどうなるか分からないけど、プレーしていて楽しいコースになると思う」と話し、ニヤリと笑う。
現在の世界ランキングは4位ながら、その頂点にも立ったことがある実力者。今季も6月の「マイヤーLPGAクラシック」で1勝を挙げるなど、優勝候補の一人であることに揺るぎはない。そんな選手が「エビアン選手権（10位タイ）でのパフォーマンスには満足している。パッティングがあといくつか入っていれば優勝もできたと思う。今週はぜひパッティングを決めて、日本のベストといわれるトーナメントで優勝したい」と言えば、当たり前だが脅威といえる。
一緒にラウンドした松田が、「ショットもアプローチも全部うまかったです。世界の壁の高さを感じました」と目を丸くしたプレーが、明日からの4日間で発揮される。15年の本大会など何度か出場する日本ツアーの印象については「メジャーな大会でしかプレーしていないのが理由かもしれないが、コースセッティングはいつも難しい印象」と話した。
予選2日間は、大会2連覇中の畑岡奈紗と、アマチュアで“プラチナ世代”と評される年代の代表選手、安田祐香とともにラウンド。「今回は飛距離のあるアマチュアの若い優秀な選手が多く出ると聞いている。明日はそのなかの一人の選手と、ナサと回るので楽しみにしている」と、この組み合わせもウェルカムといった様子だ。
15年大会はトータル4オーバーの14位タイに終わったソヨン。それ以来となる日本のナショナルオープンで、どんなプレーを見せるのか。大きな注目とともに明日のティオフを迎える。（文・間宮輝憲）

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