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「メジャーよりもプロテストの方が緊張」 丹萌乃はビッグタイトルで正会員の道を切り開く

<日本女子オープンゴルフ選手権 2日目◇28日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
8月に行われたステップ・アップ・ツアー「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でプロ初優勝を挙げた丹萌乃が、前日の「68」に続き、この日も「69」と好ラウンド。首位と2打差のトータル7アンダー・2位タイで決勝ラウンドに向かう。

濃霧の影響でスタートが遅れたこともあり、夕暮れ間際まで熱戦が続いたこの日の千葉CC野田C。この日一番最後となる40組目にスタートした丹は、「一緒の組の選手と『ギリギリかなー』って話をして、後半は走りました」とバタバタのラウンドとなった。
しかし、プレーはその焦りを感じさせないもの。前半の15番で左奥4mを沈め、この日初バーディを奪うと、後半6番で1m、7番で3mを決めてスコアを伸ばす。最終9番ではピン手前6mのフックラインを読み切りバーディ締め。4バーディ・ノーボギーで、畑岡奈紗、ユ・ソヨン(韓国)と並ぶ2位タイへと順位を上げた。
21歳の丹は、TP単年登録でツアーを戦う。これまで4度のLPGAプロテスト受験を重ねたが、いずれも最終まで進みながら、つまづいてきた。さらに今年は初挑戦時の2015年以来となる1打及ばずでの不合格。プロテストの厳しさを、身をもって知る丹だからこそ、こんな言葉も口をつく。「メジャー大会よりもプロテストの方が緊張します」。トーナメントでの優勝争いは「楽しい。カットラインを気にするより、上位にいるほうがやる気もでます」と笑顔で話すが、プロテストについては「怖さを知っているから、プレッシャーがかかります」と表情も少しこわばる。
しかし、その挫折を力に変えてきた。「プロテストに受かった子達には負けたくないです。今年は、テストの後に試合が続いたので、落ちた次の日からすぐに練習を再開しました。涙も出ませんでした」と早々に気持ちを切り替え、今大会の予選通過やプロ初優勝へと繋げてきた。
「この大会で優勝したら単年登録ではなくなるので、頭に入っています」と、メジャー制覇は、ツアー正会員となる最短ルートとしても重要な意味を持つ。今季ステップでは優勝のほか、2位が3度、トップ10入りは13戦中6度で、さらに予選落ちはなしと抜群の安定感を誇る。さらにメジャー第2戦の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」も26位タイと手ごたえを残した。
LPGAの規程変更で来年から正会員しかQTの受験ができなくなることもあり、「今年のプロテストは追い込まれていました」とその時の心境を話した丹。来年のテストはさらなる激化が予想される。試練の後に訪れた大きなチャンスをつかみ、自らの未来を切り開きたい。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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