<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇30日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
ナショナルオープンの最終日。終盤の17番でダブルボギーをたたけば表情は険しくなりそうなものだが、トータル5アンダーの5位タイに入ったユン・チェヨン(韓国)の表情は明るかった。17番について確認しようとすると、返ってきた答えは「いや〜、あははは」。直後の18番で5メートルを沈めてバーディでフィニッシュしたこともあるが、それ以上に、トップ5に入った喜びが強かった。
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「トップ10に入りたかったから最後のバーディは大きかったです。17番は距離が長かったので、ついつい力が入ってしまい、ティショットを左に引っかけて。バンカーが思いのほか硬くて反対側のバンカーにいってしまいました。それも目玉。そこから乗せて2パット。予想外でした(笑)」と、意外にもあっさりと振り返った。
終わりよければすべてよしではないが、「来週につながると思います。予選落ちが2試合続いていたので、ここでいい成績が出たので良かったです。残り試合も頑張れると思います」と、終始笑顔を見せたチェヨン。今週はまずは予選通過という目標だったが、今後については大きな目標が目の前に続く。
「最終戦のリコーカップに出たいです。もちろん賞金ランキング上位の資格ではなく優勝して出たいです。優勝したい!」
今季のツアー優勝者、そして大会前週までの賞金ランキング25位までが出場を許される最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。これで賞金ランキング14位に浮上し出場は近づいたが、5月以来のトップ5入りを果たした勢いそのままに、なんとしても日本ツアー初優勝を勝ち取る構えだ。(文・高桑均)
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