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舞台は富士山麓へ　吉田弓美子、イ・ボミら歴代覇者が頂点狙う

＜スタンレーレディス 事前情報◇1日◇東名カントリークラブ（6571ヤード・パー72）＞
元世界ランク1位のユ・ソヨン（韓国）による日本初優勝で幕を閉じた「日本女子オープン」。今週は富士山のふもと、静岡県・裾野市にある東名カントリークラブに舞台を移し、国内女子ツアー「スタンレーレディス」が10月5日（金）から3日間の日程で開催される。

昨年大会は吉田弓美子が最終日に2打差を覆し、シーズン2勝目＆ツアー通算7勝目を挙げた。最終日、キャディのミスにより1罰打のトラブルを乗り越え、30代になっての初勝利。2013年大会のカン・スーヨン（韓国）から続いていた海外勢の連勝を「4」でストップさせた。
大会連覇がかかる吉田だが、今シーズンは不振にあえいでいる。トップ10入りはわずかに1度だけ。棄権は5試合を数えるなど、身体への不安を抱えながらのプレーが続く。ここまでの賞金ランキングは62位（約1394万円）とシード継続も危ぶまれているだけに、好相性大会で結果を残したいところ。
16年大会覇者のイ・ボミ（韓国）にも注目だ。今大会は14年6位タイ、15年優勝、16年に単独2位と相性はいい。日本女子オープン期間中にはタッグを組んだ大溝雅教キャディに「ドライバーのヘッドが浮いている」という指摘を受け、「置いたことで遠心力を利用して振れるようになりました。色々とスイングのことを考えていた時に比べて安定しました」と手応え。スイング不振からの脱却に一筋の光を見いだしたボミだが、そのアドバイスを好相性の地で実践し、上位フィニッシュを果たせるか。
また、大会主催のスタンレー電気株式会社と契約を結ぶ金田久美子、斉藤愛璃の両ホステスや、ともに大会3勝を誇る有村智恵、アン・ソンジュ（韓国）ら実力者も虎視眈々と勝利を狙う。激闘を制し、富士の頂点に立つのは果たして誰か。

<ゴルフ情報ALBA.Net>