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歴代優勝者に名を連ねるショットメーカー達がデータ上勝機ありだが…やっぱり“気になる”台風25号【データ好き！記者A＆人情派記者Mの大胆予想】

今週は国内女子ツアーで4試合ある静岡県開催トーナメントの最後を飾る「スタンレーレディス」。3日間大会ながら賞金総額は1億円という高額賞金大会の結末を、データ好き記者Aと、ドラマティックな展開大好き記者Mが大予想。
【写真】ぐぐ〜っと胸を反らすイ・ボミ
■戦略性が求められるコース
1980年度にうぶごえを上げた今大会は、初年度が埼玉アサヒカントリークラブ、そして第2回大会以降は廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部と埼玉県でずっと行われてきたが、2003年から今なお行われている東名カントリークラブへと舞台を移した。
その東名カントリークラブは、富士の裾野にあり霊峰富士を望むアップダウンが特徴的な丘陵コース。打ち上げ・打ち下ろし・谷越え・池越えとよりどりみどりで戦略性が求められるコースだ。
■複数回優勝者が多い大会 悩める3人のショットメーカーにも勝機ありか
歴代優勝者を見てみると目を引くのが、東名カントリークラブとなって以降の15試合で、今大会の優勝がツアー初優勝だった、という選手がカン・スーヨン（韓国）しかいないこと。もっともそのスーヨンは米国ツアー、韓国ツアーを過去に制しており、キャリア初勝利というわけではない。データを見ると未勝利の選手には鬼門ということが分かる。
また、複数回優勝者が多いのも今大会の特徴。有村智恵、アン・ソンジュ（韓国）が3度、不動裕理が2度優勝していることから、今年出場する有村への期待は大きい。
有村以外にも過去優勝している選手にはチャンスがあると見ていい。それだけに今季ここまで未勝利の上田桃子、賞金シードとなる50位に届いていないイ・ボミ（韓国）、吉田弓美子と悩めるショットメーカー3人にも注目したい。
■25歳の青木瀬令奈、葭葉ルミ、渡邉彩香らに期待！
今週も熱戦が期待される国内女子ツアー。現在賞金ランク1位のソンジュをはじめ、申ジエ（韓国）、鈴木愛、比嘉真美子、成田美寿々の上位5人が不在とあって、“鬼の居ぬ間に”…なんていう展開にも期待したい。ただ、それ以前に週末に上陸することが予想される、大型の台風25号の影響が心配…。とにかく安全第一。十分な警戒が必要となる。
ということもあり、週末の天気の動向を随時チェックしている記者M。すると、妙に台風25号の「25」という数字が気になってきた。背番号25が代名詞だった同学年のプロ野球選手・村田修一氏、そして広島東洋カープの新井貴浩選手が先日現役引退を表明したことも影響しているのかもしれない。こうして、データ派とは相反する、わたくしの“勘ピューター”が、「25」にまつわる選手の優勝をはじき出したのだった。
この考えに取りつかれてから出場リストを見ると、まずは現在25歳の青木瀬令奈、葭葉ルミ、渡邉彩香が目に飛び込んできた。全員ツアー優勝経験者で、カップを争う可能性はもちろん大だ。そして25日生まれの吉本ひかる（2月）、小橋絵利子（4月）、大山志保（5月）、小倉ひまわり（7月）、沖せいら（9月）も気になってくる。さらにはツアー通算25勝の全美貞（韓国）だって、いわずもがな、いつ優勝してもおかしくない実力者だ。
この選手達が、大荒れの天気をもたらす暗雲を吹き飛ばすほどの活躍を見せ、台風の目になってくれることに期待！まずは3日間、無事に大会が行われることを願いながら、今週も白熱の優勝争いを見せてもらいたい。
【歴代優勝者】
2017年：吉田弓美子
2016年：アン・ソンジュ
2015年：イ・ボミ
2014年：アン・ソンジュ
2013年：カン・スーヨン
2012年：有村智恵
2011年：有村智恵
2010年：アン・ソンジュ
2009年：有村智恵
2008年：福嶋晃子
2007年：上田桃子
2006年：古閑美保
2005年：表純子
2004年：不動裕理
2003年：不動裕理
1995年：黄璧洵
1994年：森口祐子
1993年：森口祐子
1992年：李英美
1991年：大城あかね
1990年：安井純子
1989年：日蔭温子
1988年：吉川なよ子
1987年：吉川なよ子
1986年：浜田光子
1985年：呉明月
1984年：鈴木志保美
1983年：吉川なよ子
1982年：日蔭温子
1981年：岡本綾子
1980年：吉川なよ子
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