<日本オープン 事前情報◇10日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>
2年前、高校1年生でドリームステージ(※)から「日本オープン」出場を決めた中島啓太(代々木高校3年)。当時の予選ラウンドでは松山英樹、アダム・スコット(オーストラリア)という豪華メンバーで練習ラウンドを回ったが、今年は本戦でスコットと対面することになった。
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予選ラウンドの組み合わせは、中島、スコット、そして今季初勝利を挙げた若手のホープ・星野陸也と注目組に組み込まれた。スコットは「中島啓太のプレーを見るのが楽しみ。先が明るい選手だと思う」とラウンドを楽しみにしている様子。一方で中島は、「今日は寝られるかわからないですね…。金谷(拓実)さんが、アダムさんとまわると思っていたので」と緊張で苦笑いだ。
先週シンガポールで行われた「アジア・パシフィックアマチュア選手権」では、金谷と接戦の優勝争いを繰り広げ、2打差の2位タイに入った。月曜に帰国したあと、本大会の会場でラウンドをするのはこの日が初。入念にコースチェックを行いながら18ホールを回った。「スイングはそんなによくないので不安な点はあるけど、しっかりいい準備ができました。結果的にローアマはあると思いますが、(本戦では)状態をよくするための課題を見つけられたらと思います」と、結果よりもまず内容重視で手応えをつかみたいところ。
予選ラウンドは米ツアーで活躍する世界のトッププロとのラウンドも待っている。「しっかり18ホール勉強できればいいなと思います」と、収穫の多い4日間となりそうだ。
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