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【勝者のギア】曲げない意識はもう卒業 稲森佑貴がたどり着いた境地「叩いて振り抜くだけ」

<日本オープン 最終日◇14日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>
国内最強の称号をかけた戦い、「日本オープン」。トータル11アンダー・単独首位から出た稲森佑貴がツアー初優勝を挙げた。稲森はこの日5バーディ・2ボギーの「68」をマーク。2打差をつけて、悲願の初優勝とビッグタイトルを手に入れた。
【写真】優勝カップを誇らしげに掲げる稲森佑貴
「初優勝がメジャー大会で、自分にとって最大の自信になります。今年は(多くの)九州勢の選手が優勝していて、波に乗りたいと思っていた。自分の中では日本オープンが一番ビッグな試合だと思っているので、優勝できて本当によかったです」(稲森)
一番獲りたい試合であるゆえ、緊張は当然。8番までは表情が硬かったが、9番の長いバーディを決めて落ち着いた。そして、どれだけ緊張しようとも、FWキープ率にはまったく影響がなかった。最終日は圧巻の100%を記録、4日間で86.67%とダントツの1位だが、すでに本人の意識はそこから卒業していた。
「今はFWキープの意識は持ってないです。昔は確かに持ってましたが、今は結果としてそうなっているだけ。とにかく振り切らないといけない。合わせに行かず、しっかりと振り抜いて叩くことがFWキープにつながっています」
幼い頃から自宅の練習場の看板をめがけて打ってきた。柱と柱の間など、目標を明確にしていたため、昔から曲がらない。3年連続FWキープ率1位に輝き、16年にマークした71.66%は同部門歴代1位の数字だが、今季は「しっかり叩いて振り抜く」を意識した結果、75.94%にまで上昇。稲森の意図をフジクラの担当者もこう語る。
「元々『初代エボ』ユーザーでなかなか他を試す機会がなかったのですが、昨オフにトレーニングをして、飛距離アップのためにもう少し叩けるシャフトがないかと相談を受けて『エボIV』に替えました。当時の『ゼクシオテン』でも伸びたのですが、9月から『Z585』にヘッドが替わってさらに伸びました。トラックマン計測でキャリーが10〜15ヤード伸び、本人も叩いてもブレず、狙った方向に打ちやすいとのこと。ダウンスイングでヘッドの位置がわかりやすく、コントロールしやすい点がお気に入りです」(フジクラ・ツアー担当)
ヘッドを替えたきっかけは「他の契約プロが飛ばしていたから」だと本人の弁。「飛距離は少し伸びた程度ですが、格段に安定性がアップしてますね。シャフトもより叩けるものにと、長年使用していた『初代エボ』から『エボIV』に去年替えましたが、フェアウェイウッドは使い慣れた『初代エボ』のままです。アイアンも夏にシャフトを替えました」
KBS『C-TAPER120』だったものを『115』に一旦替え、その後『S-TAPER110』と軽量化し、「長い番手でより高い球を出せるようになった」という。「曲げないため」の“守り”の発想ではなく、「飛距離を伸ばしたい」「長い番手で高い球が打ちたい」と、“攻撃力アップ”のためのギア変更。これが「とにかく振り切る」狙いに見事合致した勝利だった。
【稲森佑貴の優勝セッティング(WITB=What’s in the Bag)】
1W:スリクソンZ785(9.5°スピーダーEVOLUTION IV 661/X/44.75インチ)
3W:スリクソン Z F85(15°スピーダーEVOLUTION 661/X)
5W:スリクソン Z F85(18°スピーダーEVOLUTION 757/X)
UT:スリクソン Z H85(19°、22°)
5I〜PW:スリクソン Z585(KBS S-TAPER 110/R)
A,SW:クリーブランド RTX4(50,58°)
PT:オデッセイ オーワークス 2ボールFANG
BALL:スリクソン Z-STAR
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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