10月初旬の韓国女子ツアー公式戦「ハイトジンロ選手権」にて今シーズン限りでの引退を表明したカン・スーヨン(韓国)が、18日(木)に開幕する「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を日本ツアー最終戦とすることを発表した。
スーヨンは1996年にアマチュアとして出場した韓国ツアー「ジェイルモジッククローズオープン」で優勝してプロ転向。03年からは米ツアーに挑戦し、05年の「セーフウェイクラシック Presented by ペプシ」で初優勝を挙げた。
さらに11年からは3カ国目のツアーとなる日本に参戦。13年に「スタンレーレディス」を制して日本初タイトルを掴むと、16年には交通事故で入院した翌週に「サントリーレディス」で優勝するなどツアー3勝をマークしていた。
「皆様、長い間多くのサポート、応援、本当にありがとうございました」と感謝の意を表したスーヨン。「最近の後輩たちは成績に追われ、優勝に対する重圧に苦しんでいるように見えます。ゴルフを楽しみながらツアー生活を送るノウハウを伝えたい」と今後はジュニアゴルファーの育成に力を注ぐことを表明した。
「最後に、40歳を超えてもレギュラーツアーで戦っているレジェンドの表純子さん、大山志保さんにエールを送りたいと思います」と同世代の日本選手に言葉をかけた。
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