<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日◇18日◇マスターズゴルフ倶楽部・兵庫県(6528ヤード・パー72)>
賞金総額1億8000万円、優勝賞金3240万円という終盤戦最大のビッグトーナメント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」が開幕。女王レースを占う一戦の火ぶたが切って落とされた。
【LIVE写真】アン・シネは見納め?現地から生写真を配信中!
当然のように賞金ランク1位のアン・ソンジュ(韓国)をはじめ、申ジエ(韓国)、鈴木愛、成田美寿々、比嘉真美子らランキングトップ5が集結。今大会を制することができれば女王に大きく近づくだけに各選手、気合が入っている。
昨季女王・鈴木は「先週から少しずつ良くなっている」と復調をアピール。「いいドローに戻ってきてドライバーだけでなくアイアンもいい。何とか間に合いました。一昨年2位になっている好きなコース。去年のこと(女王争いの最中で予選落ち)はあまり気にしていません。もうそろそろ自分の番かな」と5勝目を予感させる。
先週の「富士通レディース」でアンを振り切り、今季3勝目を挙げてレースを面白くした成田は2週連続優勝を目指す。「神戸はお気に入りですし、兵庫の大会で勝ってない試合はここだけ。調子は悪くないので自信を持ってやっていきたい」。“兵庫グランドスラム”でマネークイーンに名乗りを上げる。
まだホステス優勝のない延田グループ所属のイ・ボミ(韓国)は「今までにないプレッシャーを感じています。ですが、好きなコースなので集中していいゴルフができるように頑張りたいですね。少しでも自信を持って日曜日までゴルフができるように…」と話す。今年からホステスとなったキム・ハヌル(韓国)は「出場は4回目ですが、ホステスは初めてなので気持ちは違います」と気を引き締める。
昨年覇者で歴代女王の1人・上田桃子は、先週をオープンウィークとして「日本オープン」の観戦に行くなどリフレッシュ。「今年はここまで思うような結果が出ていないですが、とてもイメージはいいです。この大会は去年以外もいい結果を出せているので、頑張りたいと思います」とここで今季初勝利を目指す。
その他、日本最終戦となりそうなアン・シネ(韓国)やアマチュアの連続予選通過の新記録がかかる安田祐香らトピックが目白押しの今大会。どの選手もまずは好スタートを切りたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>