最新ゴルフニュース

OBスタートでも好発進の石川遼　勝負のグリーン上で再び輝きを見せる？【2日目展望】

＜ブリヂストンオープン 2日目◇19日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（7119ヤード・パー71）＞
昨年台風の影響で36ホールの短縮競技となった「ブリヂストンオープン」は初日から好天に恵まれた。2日目も雨予報から一転、朝は晴れ間も見えてきたが、肌寒さを吹き飛ばすプレーを見ることができるのか。

初日はツアー未勝利の李尚熹（イ・サンヒ、韓国）が6アンダーの単独トップに躍り出た。昨年大会でも2位。好相性の大会で栄冠をつかめるか。
1打差の5アンダーで追うのは浅地洋佑と出水田大二郎。浅地は8月に結婚したばかりの新婚さん。「結婚式の費用を稼がないといけない」と、まずはシード獲得に向けての戦いだが、あわよくば初優勝をも視界に捉える位置で週末を迎えたい。
出水田は8月に初優勝を挙げたばかり。先週は鹿児島の後輩・稲森佑貴が日本オープンを制覇、「いい刺激になっています」と、好調九州勢の連勝なるかにも注目だ。
首位と3アンダーの8位タイ発進を決めた石川遼は、「アイアンがもう少しピンにつけば」とはいうものの、好調のパッティングで5連続バーディを奪った。苦手意識があるというここ袖ケ浦カンツリー倶楽部を得意コースにするためにも、2日目は大きくスコアを伸ばし、大会初優勝を飾りたい。
そのほかホストプロの片岡大育も3アンダー。前年覇者の時松?光は2アンダーの16位タイ。稲森は1オーバーの58位タイ。国内復帰2戦目の宮里優作は2オーバーの73位タイと出遅れている。
グリーンも硬く締まり、風も吹いてきた袖ケ浦。バーディ合戦となるか、ガマン比べとなるか。熱い男たちの戦いに注目だ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>