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安田祐香はアマの連続予選通過の新記録ならず 目を潤ませて「プロなら賞金がない」

＜NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目◇19日◇マスターズゴルフ倶楽部・兵庫県（6,528ヤード・パー72）＞
先週行われた「富士通レディース」で予選を突破し、アマチュアの連続予選通過記録（10試合）に並んだ安田祐香（滝川第二高3年）。地元・兵庫で行われる「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で史上最多記録に挑んだが、予選ラウンドを終えてトータルイーブンパーの59位タイ。カットラインに2打足らず新記録達成はならなかった。
今回は予選落ちも実力はすでにプロ級！安田祐香のプレー姿をチェック＜大会フォトギャラリー＞
スタート直前に雨が降ったことでグリーンが重くなり、スコアがより出る状況となったこの日。前半で1つ伸ばし「いけそうだな」と、トータル1アンダーと決勝が見える位置で折り返した。
だが、後半は「ショットが左に行く自分の悪いクセが出てグリーンに乗らないことが続いて…。7番で1.5mが蹴られてボギーとなったり…」と苦しみ、ボギー1つでノーバーディ。スコアを1つ落としたことで後続の結果を待たずして決勝に進めないことが決まった。
「予選通過をしたかった。残念ですが、すごくいい経験になりました。今日の後半は優勝争いと違う緊張感があったので。もしプロだったらこれで賞金がないわけですから」と悔しさをにじませた安田。普段はクールだが、この時ばかりは目は潤んでいた。
今後について「（来年の）プロテストに向けて準備をしていきたいです。ティショットの安定性を高めていきたい」と話した17歳。この経験をレベルアップへとつなげたい。（文・秋田義和）

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