<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇26日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県(7217ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」2日目がスタート。午前8時ティオフの第1組から、順次選手がコースへと飛び出している。現在の会場は、前日同様の快晴ムード。良好なコースコンディションで、選手はプレーできそうだ。
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初日を首位で飛び出したのが、21歳の現役大学生プロ・小木曽喬。
7アンダーで2位に1打差の単独首位に立った。マンデートーナメントから出場権を獲得した大会で、自身初のプロトーナメントでのトップ。「今週トップ10に入ったら来週も出られるので大事」と、出場権が限定される立場の小木曽にとって是が非でも上位に入りたい状況となった。「優勝争いがしたい。そのなかで見えてくるものがある」と、この試合を今後のプロ人生の糧とするためにも、2日目もスコアを伸ばしていきたい。
小木曽に次いで2位につけたのは木下裕太。すでに来季のシード権は確定という状況だが、「それで安心したら、これからグダグダになる。しっかり締めていきたいので、目標はJT(日本シリーズJTカップ )です」と“合格ライン”を高く設定し、秋シーズンに臨んでいる。ツアー初優勝に向けて、好位置をキープし週末のプレーにつなげる。
以下、5アンダーの3位タイにブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)とH・W・リュー(韓国)。4アンダー・5位タイに秋吉翔太、時松隆光が続く。今季2勝で現在賞金ランク10位につける秋吉は「賞金王を狙っています。ここから1勝は絶対。できれば2勝したい」と逆転でのキングの座に強い意欲を示した。
ビッグトーナメントが続く男子ツアー・秋の陣。シーズン終盤に差し掛かり、賞金王、賞金シード、出場権確保などそれぞれの選手の思惑が交錯する熱戦が期待できる。
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