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生きるか死ぬか… 過酷なサバイバルゲームを前に、下部ツアー選手が思うこと

シーズンも終盤にさしかかり、来年のシード権争いが佳境を迎える国内男子ツアー。2019年からの出場資格の変更により、レギュラーツアーからの賞金ランク上位者の出場資格は、上位75位から65位までと10枠減少したため、例年よりも状況は過酷だ(※1)。
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そのぶんチャンスが広がったのが、下部ツアーのチャレンジツアー(AbemaTVツアー)からの出場枠だ。チャレンジツアー賞金王には、翌年のレギュラーツアー年間シードが与えられるのは変わりないが、変わったのは2位以降の選手たち。これまではチャレンジツアーの試合数に応じて上位の5人〜10人程度にリランキングまでの前半戦の出場権が降りてきたが、19年からは2位からの上位19人に拡大した。
19年からは、チャレンジ賞金王に加えてQT(出場資格をかけた予選会)1位の選手にも年間シードが与えられ、チャレンジ賞金ランク2位からの上位19人、QTランク2位から20位の選手に、交互に出場権が降りてくるようになる(※2)。これまで、チャレンジ賞金ランクでは限られた選手にしか出場権が与えられなかったが、今後は上位20人に入ることができれば、前半戦をほぼフル参戦できていたQTランク35位の選手(※3)と同等の出場権を獲得することができる。
レギュラーツアーよりひと足先に開幕していたチャレンジツアーも、先週の最終戦をもって、今季の賞金ランクが決定。チャレンジツアーの選手たちの声から改めて感じたのは、予選会の過酷さだ。
「QTにもう行かなくていいんだと思ったら、気が抜けそうでした」と冗談交じりに口にしたのは、チャレンジ賞金ランク2位に入った梅山知宏だ。チャレンジツアーには今季9試合参戦し、「太平洋クラブチャレンジトーナメント」で優勝。QTランク26位の資格でレギュラーツアーにも11試合出場し、現在賞金ランクは90位。「レギュラーのシードを第一に考えていたし、チャレンジでも中途半端なことはしないと決めてやってきた。いつチャレンジに転んでもいいように、どちらも一生懸命準備してやってきた」。レギュラーでシード権を逃してしまったことも視野に入れて両ツアーを掛け持ちながら、前半戦の出場権を余裕の位置で手に入れた。
チャレンジ最終戦「JGTO Novil FINAL」優勝者の河野祐輝も、チャレンジから出場権を確実にした一人。賞金ランク105位から臨んだ最終戦で優勝し、賞金ランクは一気に8位に浮上。サードQTからの出場を予定していたが、「15位くらいだったら出場を考えましたが、8位に入れたので、もう出場しない方向に決めました」。例年であれば8位は出場権獲得のギリギリのラインだが、制度変更で8位はほぼ余裕で前半戦に出場できる見込みだ。
一方、QTへの出場を思い悩むのが、賞金ランク20位前後の選手たち。同ランク18位に入った塩見好輝は「大丈夫だとは思いますが、初めてなので、何位まで降りてくるのかがわからない」と口にする。18位であれば例年のQTランク30位前後と同等の試合数確保が見込まれるが、QTを勝ち抜いて1位になれば年間シード、10位前後に入ることができれば現状よりもさらにチャンスを増やすことができる。賞金ランク上位に入った選手には、ここでやめるもよし、上位を目指してQTに挑むもよし。2つの選択肢が用意されている。
「QTにも出場できるというのは、僕たちにとってはありがたいシステム。だけど、どうなんだろうと思ってしまう部分もある」と語ったのは平本穏。「20位内に入ったとして、来年大丈夫という状態で予選会に臨める選手と、これがだめなら終わりという選手と、気持ちが全然違う。2球打てる、みたいなものですよね」。当然勝負の世界の厳しさを実感しつつも、変更後のシステムに複雑な心境も抱いている。自身は賞金ランク25位となったため、サードQTへの出場を予定。「ただ、冷静に見れば力があればどこからでも上がってこられる。結論はそれだけです」と、生き残りをかけた過酷な戦いを見据えて気合を入れる。
10月30日からサードQT、11月29日からファイナルQTが開催される。レギュラーツアーの残り5試合が終われば、10枠減ったシードに入れなかったレギュラーツアーの選手たちがQTに出場。今回の出場資格の変更がどう影響するか、予選会の動向にも注目が集まりそうだ。
※1
これまでは、レギュラーツアー賞金ランク60位までの選手に振るシーズン出場できる賞金シード、61〜75位までの選手に限定的なシードが付与されていた。
※2
制度変更後は、「チャレンジ賞金ランク2位→QTランク2位→チャレンジ賞金ランク3位→QTランク3位…」の順で交互に出場資格が降りてくる。
※3
18、17年の前半戦で、QTランク何位までの選手に出場枠が降りてきたか
(2018年/17年)
東建ホームメイトカップ(33位まで/22位まで)
パナソニックオープン (無し)
中日クラウンズ (4位まで/9位まで)
日本プロゴルフ選手権大会 (無し)
関西オープンゴルフ選手権競技 (36位まで/30位まで)
〜全英への道〜ミズノオープン(63位まで/35位まで)
日本ゴルフツアー選手権(48位まで/45位まで)
ダンロップ・スリクソン福島オープン (133位まで/53位まで)
長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ (44位まで/35位まで)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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