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宮里優作が欧州ツアーのシードを確実に　“必勝”大会をおさえて再び世界へ

＜HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 事前情報◇31日◇PGMゴルフリゾート沖縄（7,270ヤード・パー72）＞
今季、欧州ツアーを転戦してきた宮里優作が、地元で大一番に挑む。今週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は、地元である沖縄が会場となることに加え、契約を結ぶパシフィックゴルフマネージメント株式会社の主催する大会と、ホストプロの肩書きも背負っている。
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「勝たないといけないのが前提ですから」と苦笑を漏らしたが、「目下、めっちゃ調子悪いので」とシーズン後半では思うように成績を残せていない。今年の夏頃から持病の腰痛が悪化したため、腰に負担をかけないスイングに改造。欧州ツアーからの帰国後初戦となった「日本オープン」、2試合目の「ブリヂストンオープン」で予選落ちと、ここ何試合かではまだ新しいスイングが噛み合っていなかったが、「体調もいいですし、スイングも少しずつものになりつつある」といい傾向を見せている。大役を担う本大会で再び存在感を示したいところ。
臨時メンバーとしてスポット参戦していた欧州ツアーでは、すでに翌シーズンのシードを確実にしている。欧州ツアーでは、「レース・トゥ・ドバイ」というポイントレースでシード権が争われ、上位110人に翌シーズンの出場権が与えられる。宮里は103位となっており、すでにメンバー登録も完了。これまでは試合の直前まで出場できるかがわからないなかでの転戦となったが、「やっとスケジュールが立てられるので、来年は日本の試合にも出られると思います」と笑顔を見せた。
年内は、欧州ツアー翌シーズンの開幕戦「香港オープン」（11月22日開幕）に出場。国内ツアーでは本大会を含めて4試合に出場し、その後は欧州を主戦場とする。昨年の同時期は、接戦の賞金王争いのすえ、見事頂点に立った宮里。次は世界を舞台に高みを目指す。（文・谷口愛純）
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