国内シニアツアー「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」が11月1日(木)に開幕。初日を終えて首位に立ったのは、6アンダーの田村尚之。1打差の2位タイには久保勝美と金鍾徳(韓国)、2打差の4位にはバリー・レーン(イングランド)がつけた。
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6バーディ・1ボギー「66」でラウンドした久保はパッティングが冴えて、上位発進。
「驚異的なパット数で、21パットは生涯初めてかもしれない。ドライバーとアイアンはどこに飛んでいくかわからない感じでしたが、いつもよりグリーンも固くて速いので、全部手前から手前からでしたね。中嶋さんと和やかな雰囲気で回れて、ヨネ(米山剛)はいつもやっている仲間。中嶋さんは憧れの人で、レギュラーツアーで活躍してるのをテレビで見ていた。その憧れの人と同じステージでプレー出来るので、シニアに出て良かったなって思っています」と語った久保。「いつものように2位狙いで。このコースはグリーンの固さ、傾斜から考えると、フェアウェイから狙わないとバーディーは獲れない。上位に食らいついて楽しみたい」と2日目以降の展望を語った。
そのほか上位陣の初日の談話は以下のとおり。
田村尚之(6アンダー・首位)「上出来。金さんに引っ張ってもらって楽しく出来た。パターが入るとスコアになる。パットイズマネーだね。(インコースで)ハーフすべて1パットは、プロになってからは初。今年は「パットが良かった」っていう日が1回もなかったからね。今回のグリーンは速いから自分に合っていますよ」
金鍾徳(5アンダー・2位タイ)「コースが狭いからドライバーが真っすぐいけばチャンスはある。曲がるとチャンスがないから、100%じゃなくて70〜80%でコントロールしてスリークォーターで打っていたのがよかった。フェアウェイを捉えられなかったのは最後だけで、セカンドショットも全部ピッタリついていました。毎日5アンダーなら優勝だと思います。(第6回トラストグループカップ 佐世保シニアオープンで今季1勝)今年は調子も良いからまだもうちょっと仕事ね(笑)」
バリー・レーン(4アンダー・4位)「コースは狭くて、グリーンも小さくて、とても難しい。距離も長いので、セカンドも5番や6番アイアンでしたが、3回しかグリーンを外さなかったのがスコアにつながりました。4アンダーは上出来。ヨーロッパツアーと同じ様に7000ヤードの総距離ですが、うまくフェアウェイに打てたし、左右に曲げなかったのが良かった。ほかの選手との戦いではなく、自分とコースの戦い。1日4アンダーを出して、3日間12アンダー出せれば優勝できると思う」
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