<ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇13日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>
松山英樹と石川遼が宮崎の地で2日間をともにラウンドすることが決定した。ブルックス・ケプカ(米国)の3連覇がかかる「ダンロップフェニックス」で、日本が誇るスター2人が予選ラウンドで競演する。
松山と石川が同組で回るのは2016年の「日本オープン」予選ラウンド以来となる。アダム・スコット(オーストラリア)も加えたドリームグループで埼玉を沸かせてから2年。今度は若手の中でも躍進著しい星野陸也を交え、熱戦を繰り広げる。
そこで気になるのが、松山と石川2人の対戦成績。正確に言えば“対戦”ではないものの、果たして同組時の成績はどうなのか。はじめて国内ツアーで同組となったのは、松山がまだアマチュア時代の10年。こちらも「日本オープン」予選ラウンドで相まみえ、初日はともに「68」、2日目は松山が「67」で石川は「70」と松山に軍配が上がった。
翌11年の「カシオワールドオープン」予選ラウンド初日では、石川が「70」の好スタートに対して松山が「81」の大たたきなど、これまでの成績は、4勝4敗1分となっている。面白いのは、予選ラウンドの2日間を戦って、2日ともに勝利したことは互いになく、まさしく譲らない戦いが続いている。
あさってからの予選ラウンドで両スターとの時間を共有することになった星野陸也は、「松山さんと試合で回るのははじめてで、どこで攻めるのか、刻むのかといったところを見たいですし、お2人ともショートゲームが本当に上手なので、そこは楽しみ。勉強したい」と、目を輝かす。
この2人に世界ランキング1位のケプカも加わり、今週の宮崎は非常に熱い展開となりそうだ。
【過去同組時の成績】
■2010年 日本オープン 1R
松山「68」
石川「68」
■2010年 日本オープン 2R
松山「67」
石川「70」
■2011年 カシオワールドオープン 1R
松山「81」
石川「70」
■2011年 カシオワールドオープン 2R
松山「73」
石川「75」
■2011年 日本シリーズ 2R
松山「71」
石川「67」
■2013年 日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 1R
松山「67」
石川「80」
■2013年 日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 2R
松山「72」
石川「65」
■2016年 日本オープン 1R
松山「71」
石川「75」
■2016年 日本オープン 2R
松山「70」
石川「67」
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