<ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇13日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>
先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で約1年ぶりに日本でのプレーを披露した松山英樹だったが、結果は46位タイと、不本意な成績に終わった。
スライサー必見!松山英樹の正確ショットの秘密は“視線”にあった【連続写真】
今週は過去6回出場で優勝1回、2位2回、5度のトップ10を誇り相性抜群の「ダンロップフェニックス」。火曜日も18ホールを精力的に回り、復調に向けて入念にコースをチェックした。
その練習ラウンドをともにしたのは、東北福祉大ゴルフ部後輩の竹安俊也と比嘉一貴。そして、朝のスタート表を見て「3人で、もう1人枠が空いていたので入れてもらいました」と、自ら松山とのラウンドを志願した嘉数光倫が最後の一枠に入った。
「日本オープン」で3位タイに入るなど、1600万円以上を稼ぎ来季シードをほぼ手中に収めている嘉数。「松山選手とは学生時代に試合で2度回りましたが、かなり久しぶりですね。体がでかいです。出力が大きい」と、久しぶりに見る2学年下の松山に驚いた。
「学生時代に回ったときはすでにアジアアマを勝っていて勢いはありましたが、今はもう横綱って感じです。パワーもあるし、精度もあるし、感覚もものすごく高い位置にあるんだなと感じました」
とはいえ、立っている舞台は嘉数も松山も同じ。自身もキャリハイのシーズンを送り、「最近は週末をいい位置でプレーすることができている」と、ツアー初優勝を目指す途中。「今日だけでなく、試合での松山選手も見てみたいと思っています。僕が上位に行けばまた回る可能性があると思うので、ぜひ!」と、週末の再戦に気合を込めた。
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