<ダンロップフェニックストーナメント 3日目◇17日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>
前日は冷たい雨がコースを襲ったが、大会3日目の朝は晴れ渡り、絶好の週末を迎えた。単独首位で決勝ラウンドに進んだのはエミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)。日本初優勝に向けて快調に飛ばしている。
【写真】大会2日目 石川遼と松山英樹のプレーを写真で振り返り
1打差のトータル7アンダーに「日本オープン」覇者で鹿児島出身の稲森佑貴。安定したゴルフで確実にスコアを伸ばし、ツアー2勝目を視界に捉えている。勢いに乗る若手が、地元・九州の応援を背に、残り2日を駆け抜ける。
トータル6アンダーの3位グループに堀川未来夢、竹谷佳孝ら4人。トータル5アンダーの7位グループに5人が並ぶが、その中には大会2連覇中で世界ランキング1位のブルックス・ケプカ(米国)も含まれる。
ショットとパットのかみ合わせが悪く、「イライラした」というラウンドながら3つ伸ばして、優勝は射程圏内。1994年から3連覇を果たしたジャンボ尾崎以来、2人目の3連覇を目指す。
2014年大会の覇者で注目の松山英樹と、同組で回った石川遼はともにスコアを伸ばし、トータル1アンダーの33位タイで週末に入った。2人ともに絶好調とはいかないなかで踏みとどまり、ビッグスコアを狙うと宣言。いい位置で最終日に入るためにも、大事な1日となる。
今年で45回目を迎えた「ダンロップフェニックス」。熱戦が宮崎のファンを熱くする。
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