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兵役から復帰した選手のゴルフ観 14年ミズノOP制覇後ツアーから消えたジャン・ドンキュはどう思う?

<ダンロップフェニックストーナメント 3日目◇17日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>
今年の2月に兵役の任務を終え、ツアーに戻ってきたジャン・ドンキュ(韓国)がトータル7アンダーの8位タイから4年ぶりとなる逆転での日本2勝目を目指す。
【写真】松山英樹と石川遼に沸く宮崎から写真をお届け
「2年間は長かったですが、ようやくゴルフも戻ってきました」と笑顔を見せた。先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で7位タイ。今週も上位争いと、復帰直後の成績から考えればかなりの“進化”を遂げた。
2011年から日本ツアーに参戦。14年には「ミズノオープン」で初優勝。賞金ランキング13位に入った。翌年は韓国でも優勝。順風満帆のゴルファー人生を送っていたが、韓国男性ゴルファーの誰もが直面する問題と向き合った。
韓国に残る兵役制度。16年3月、27歳のときにプロゴルファーを一時休養し、母国に戻ることを決めた。最初の1年間は訓練の日々でゴルフクラブを握ることもできなかった。その後は体を痛め、異例の“通勤兵役”。自宅から通い、「9時から夕方の6時までで、そのあとは練習にも行けるのですが、試合がないからモチベーションもないし週に2回くらい、ただ打っているだけ」。
兵役の中身としては「一般的なものです。運動してガンシューティングをして、実戦の訓練も行った。特にガンシューティングは50メートル、100メートル200メートル先のターゲットめがけて打つのですが、これは得意でした(笑)。ゴルファーはみんなうまいと思います」。理由を聞いてみた。
ゴルフもターゲットスポーツ、その辺に理由があるのかと思ったが、「集中力だと思います。一瞬の集中力が似ているのかも」と、説明した。兵役中でもゴルフに役立つ部分があったとはいうものの、2年間実戦ゴルフから離れることはつらくなかったのか。ドンキュの答えは、「NO」だった。
「日本と韓国で優勝してからゴルフの調子が悪くなってうまくいかなくて、心が痛かった時期でした。だから良かったのかもしれません」
ところが戻ってきて思ったのは、「コントロールショット、グリーン周りのチッピングの感覚がなくなっていました。パッティングもこわくなりました」。フルッショットをするぶんには問題はないが、長年培ってきた微妙な力加減は消えてしまっていたという。「2月に兵役を終えてからは、1カ月間タイで合宿をしてシーズンインしましたが、韓国と日本合わせて7試合で予選落ちでした」と、苦難を振り返った。
それでも今は試合が楽しくて仕方ない。「ラウンドが終わってから芝生で練習できる。微妙な感覚を取り戻すのに時間がかかりましたが、8月の終わりくらいから良くなってきました。今はゴルフが本当に楽しいです」と、充実感を味わいながら日々を送っている。
今年の10月で30歳になったドンキュ。目指すは当然3年ぶりの優勝だ。「もちろん今週できればいいですけど、まずは楽しく。パッティングがもう少し入れば。アウトコースが短いので、そこで伸ばせばチャンスはあると思います。優勝したいですね」。
今季は「兵役による特例」により出場。ここまでの賞金ランキングは72位。シード確定の65位まであと一歩。韓国人男性なら誰もが通る道。大事な20代の2年間を国に捧げた青年は、その経験を前向きに捉え、今度は本業で結果を残すことを目指している。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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