来年日本で初開催される米国男子ツアー「ZOZO CHAMPIONSHIP」の記者発表が、20日都内で行われた。2019年10月24日〜27日に、千葉県のアコーディアゴルフ 習志野カントリークラブで行われる“歴史的大会”。会見には大会を主催する株式会社ZOZO代表取締役社長の前澤友作氏のほか、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長、米国ツアーを主戦場とする松山英樹、PGAツアー バイス・プレジデントのクリスチャン・ハーディ氏が出席した。以下、一問一答。
スライサー必見!松山英樹のドライバースイングのヒミツは視線にあり!【連続写真】
−(前澤氏へ)なぜゴルフトーナメントのスポンサーになることを決意したのか?
「スポーツは、野球やサッカーなどこれまでもサポートをさせてもらってきた。だが今回のPGAツアーのスポンサーは、過去最大のサポートになる。これは我々のプライベートブランド『ZOZO』の世界的な認知拡大というのが一番の目的。また、クラブフィッティングと同じように、我々は体形計測をした後、ユーザーにピッタリな洋服を届けることをしている。これがゴルフに似通った部分があると感じている」
−(青木、松山へ)ZOZOがスポンサーをするという話を聞いた時の感想
青木「今のゴルフ界の服装は色鮮やかなファッションが少ない。ZOZOさんがやることで、そこが変わってくるのでは。もっとコースが華やかになり、魅せるゴルフができるような気がすると思った」
松山「最初聞いた時にはビックリしました。PGAツアーをやるというのは大変だが、引き受けてくれてとても嬉しい。結果でしっかりと恩返ししたい」
−(松山へ)PGAツアーの注目ポイントは?
「日本ツアーとPGAツアーには違う点がいくつもある。その違いを会場に足を運んでもらって、見てもらいたい。テレビ越しでなく、直接見てもらうのが一番分かりやすいと思う」
−(ハーディ氏へ)タイガー・ウッズの出場は?
「選手はスケジュールを決めて出場試合を決めている。ぜひ松山選手には、たくさんの選手に話してもらって、説得してもらいたい。青木さんにも、ぜひ出場を狙って欲しい(笑)」
−(前澤氏へ)どのような大会にしたいと思っているか?
「本業でファッションとITを利用している。その部分をふんだんに使った大会にしたい。“ファッショナブル”かつ“テクノロジー”を使える大会。まだ具体的に決まっているものはないが、世界的にも今まで見たことないものになると、より注目も集まるのでは」
−(前澤氏へ)今後ゴルフ以外の領域への参入は?
「野球、サッカー、ゴルフなど応援できることはどんどんやっていきたい。ただ本社が千葉県にあるので、千葉にまつわるものを応援していきたい」
−(前澤氏へ)月に行くというプランがあるが、PGAツアーの選手を連れていくということはあるか?
「月に行く社長がいる会社がスポンサードする初の大会ということで、非常に光栄に思います(笑)。誰を連れていくかはまだまったく決まっていない。幅広い視野で声をかけさせてもらえればと思っている」
−(松山へ)もし『月へ一緒に』と声がかかったら行きたいと思うか?
松山「声かけられますかね。その時は…行きたいなと思います(苦笑)」
前澤氏「ここ一番の挑戦という意味のムーンショットという言葉がありますが、今回の取り組みがムーンショットになるように頑張りたいと思う」
−(青木へ)日本ツアーからは10人出場するが、この大会に向けて日本ツアーの選手に期待したいことは?
「開催することに対して、賞金額の大きさもあり目の色が変わるのではないか。この大会を開催することでモチベーションが上がってくると思う。せっかく大きなトーナメントをやってくれるので、選手はこれとばかりにやらなくてはならないし、やって欲しい。それを願っています」
<ゴルフ情報ALBA.Net>