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「負けても仕方ない」今平周吾は賞金王かかるも泰然自若　むしろ意識してるのは…

＜カシオワールドオープン 事前情報◇21日◇Kochi黒潮カントリークラブ・高知県（7335ヤード・パー72）＞
今大会で3位タイ以上（3人）なら最終戦を待たずして賞金王戴冠の可能性がある今平周吾。しかも自身初、である。そんな状況でも「体調も変わらず、ゴルフも変わらず。良いかは分からないですが、同じ状態ですね」と口数少なく淡々と語る、いつもの今平がそこにいる。
練習中もやっぱりクール？今平周吾も会場で順調に調整中【大会ライブフォト】
みんなが気になる賞金王についても「そこはあまり関係ないですね。いつも通りやるのが一番」とどこ吹く風。「ゴルフは何が起きるか分からないですし、負けても仕方ないと考えながらやっています。なるようにしかならないので、寝られないとかもないですね」とまるで他人事。
そんな今平が意識しているのが、「マスターズ」出場権が付与される今年度末に世界ランキング50位以内に入ること。「どちらかというとそっちに集中していて。そうすれば自然と他のものもついてくると思う」。現在59位。確かに連動しているといえそうだ。
「結構緊張しているんですけど、表に出ないですね」。大一番を前にも落ち着き払った様子を見せた男が、マネーキングに、そしてオーガスタに向けてクールに決める。（文・秋田義和）

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