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契約フリーの池田勇太が“スリクソン勢”に!?「ものは試し」ぶっつけ本番で新ドライバー投入

<カシオワールドオープン 初日◇22日◇Kochi黒潮カントリークラブ・高知県(7335ヤード・パー72)>
今季活躍が目立っているのがダンロップの契約選手たちだ。今季2勝を挙げた秋吉翔太に、ツアー初優勝を挙げた出水田大二郎、星野陸也、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)、「日本オープン」を制した稲森佑貴と“スリクソン勢”が今季6勝。
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その波に乗るかのごとく、今週からスリクソンドライバーを投入したのが契約フリーの池田勇太だ。今季はプロギアの『RS-F』をメインにキャロウェイの『ローグ』などを使っているが、本大会からスリクソンの『Z785』にスイッチ。同社担当の中村俊亮氏によれば、「もともと『Z85シリーズ』の3Wを“弾きがいい”と気に入っていた。加えて、よく一緒に練習ラウンドをしている塚田陽亮プロが同ドライバーでかなり飛んでいるのを見ていたので、その流れもあって使っています」。
先週の「ダンロップフェニックス」で初めて打った際は、フェードが少し強い状態だったために、ソールのウェイトを重くするなど調整。3番ウッドは3週間かけて調整を行ったが、今回の調整期間はわずか1週間で本戦に投入。「打感や音がいいと言っています。完璧に調整をして使っているというよりは、まだ試合で使ってみてどんな球が出るかを見ている段階だと思います」(中村氏)と、今後に向けて仕上げていく予定だ。
新兵器を携えて初めてのラウンドを終えた池田は、「コントロールがまだ慣れていないけど、つかまりはいい。試させてもらって、打った感じがすごくよかった。まあ、ぶっつけ本番になっちゃいましたけど、試合で使わないとわからないので、ものは試しです」と、明日の第2ラウンドでも続投予定だ。シーズン通してトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率を合算したドライバーの上手さを図る数値)1位、パーオン率5位とツアー屈指のショット力を誇る池田。新兵器を手に今季2勝目を挙げ、スリクソン勢に7勝目をもたらすか。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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