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長所を消してしまった1年　藤崎莉歩、来年は「“やりたいゴルフ”ではなく、“成績が出るゴルフ”を」

9日（日）に都内新宿区にある小田急ハルクで行われたカステルバジャックのイベントに参加した藤崎莉歩が、今季の反省と来季への意気込みを口にした。
【写真】新宿のど真ん中で藤崎莉歩がクラブを振る
QTランク58位の資格で初シードを目指した今季だったが、主催者推薦を含めて16試合に出場したものの、最高位は「Tポイントレディス」の22位タイと苦しいシーズンとなり賞金ランクは121位。さらに来季の出場権をかけたQTではサードで脱落。レギュラーツアーの切符をつかむことはできなかった。
QTからまだ一カ月も経っていないこともあって「整理できていない部分も多いです」と話す藤崎。「結果だけ見たら残念という感じですが、いろんなことに取り組んだ1年。来年それを生かしていければと思っています」。言い換えれば“これをやるのは違う”ということが分かった1年だった。
「今はみんなが飛ばすので、今年は自分も飛距離を伸ばしたいと思ってやってきました。ですが、それが結果として自分の得意な部分を消してしまった。できないことを頑張るのではなく、得意な部分を伸ばして成績につなげていかないとダメだと思いました」。来年は短所を埋めるのではなく、長所をもっと伸ばしていく予定。「私はアプローチ、パターが得意なほうなので、そっちをもっと強化したいなと思っています」とショートゲームを重点的に強化する構えだ。
レギュラーの出場権を得られなかった来季は、ステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。「今年は推薦でたくさん出させていただきましたが、結果を出すことができませんでした。もう一度ステップから頑張りたいと思います。今年は結果が出なかったので同じことをしてはダメ。“やりたいゴルフ”ではなく、“成績が出るゴルフ”をしたいと思います」と決意を口にした。
<ゴルフ情報ALBA.Net>