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優勝争い選手の失格、ルール誤認に暗闇プレー… 熱い夏・避暑地で起こったトラブル【2018年女子ツアー振り返り〜8月編】

2018年も多くのドラマが生まれた国内女子ツアー。今となっては忘れている大会、1打はありませんか?ひと月ごとの優勝コメントとともにプレーバック!今回は8月を振り返ります。
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8月の幕開けは北海道。ベストシーズンを迎えている北の大地で熱戦が繰り広げられた。7月には有村智恵、黄アルム(韓国)の復活優勝劇に沸いた女子ツアーだが、「北海道meijiカップ」では実力者の申ジエ(韓国)が初日、3打差の首位で飛び出した。賞金女王を目指す1年で、早めのシーズン2勝目をたぐり寄せるかに期待がかかった。
そんなジエの飛び出しに待ったをかけたのが福田真未だった。2日目は「64」のビッグスコアで一気に首位を奪うと、最終日も4つスコアを伸ばし危なげなく勝利。昨年はシード落ちの危機から「伊藤園レディス」でツアー初優勝を飾り殻を破った福田。2年連続でのツアー優勝を決め、ツアーの中心選手に上り詰めた。
舞台を軽井沢に移して行われた伝統の一戦、「NEC軽井沢72」では、9年ぶりの復活優勝を遂げたばかりのアルムが「63」をマーク。初日から快調に飛ばした。2位グループに3打の差をつけ2日目に突入。そこでも5アンダーをマークし、最終日を前に2位に6打の差をつけて独走態勢を敷いた。
長い未勝利期間を経てつかんだ優勝で自信を取り戻したアルムは、最終日も危なげないゴルフでトータル17アンダー。自信あふれるプレーが印象的だったが、表彰式では涙を見せた。初優勝後はチャリティの基金を設立していたが、長い低迷時期のあいだは資金不足で一度手放していたという。「再びチャリティに力を入れたい」と語る、優しさに満ちたアルムの顔が印象的だった。
最終日には新人の松田鈴英が「64」をマークし、3位にジャンプアップしてフィニッシュ。秋以降の大活躍を予感させるものとなった。また、黄金世代の原英莉花、小祝さくらが7位タイ、勝みなみが9位タイと、若手の頑張りも目立った試合だった。
避暑地から避暑地へ。軽井沢から箱根に移動して行われた「CAT Ladies」は、驚きの展開となった。初日飛び出したのは、こちらも黄金世代の新垣比菜。4月にツアー初優勝を挙げているルーキーが、ツアー2勝目に向けて好発進を切ると、2位には7月のプロテストに合格したばかりの三ヶ島かな、4位タイに三浦桃香、原、松田らがつけ、大会は新戦力の旋風が起きようとしていた。
事件が起こったのは2日目。首位スタートでこの日も2つスコアを伸ばした新垣は首位と2打差の2位でホールアウト。最終日の逆転に向けて再び気合を入れ直したところに悪夢が待っていた。マーカーが書いたスコアの確認が不十分で、まさかの過少申告で失格。
「18番が『5』と書いてあったのに(本来は『6』)、しっかりと確認せず、スコアカードを出してしまいました。何でですかね?どうしてか分からないけど、今日に限ってチェックをしていなくて…。最後のボギーがショックで…」
そんな新垣の悲劇の裏で首位に立ったのは、こちらも黄金世代の大里桃子。三ヶ島同様プロテストに合格したばかりの大里が2日目7アンダーの猛攻。結果的に2位に上がった森田遥に3打差をつけて最終日に入った。
プレッシャーのかかる最終日。大里はスタートホールをバーディとしたが、その後は停滞する。12番でボギーを叩きその後は17番までガマンのパー。ところが、勝負がかかった最終ホールのパー5で、3打目を20センチにつけ楽々バーディを奪い、1打差に迫っていた森田を振り切って勝利をつかみ取った。
「右から安全に行こうかなと思ったんですけど、かっこ悪いと思ってピンを狙いました。そしたら寄ってくれて。達成感で一杯のショットでした」。ピンは左エッジからわずかの難しい位置。逃げずに攻め抜いた至高のショットが勝利をたぐり寄せた。プロテスト合格から23日後の優勝は史上最短。金字塔を打ち立てた。
ルーキーの優勝で沸いた箱根から、ツアーは再び北海道へ。舞台は北の名門・小樽CC。数々の名勝負を生んできた、難関コースで「ニトリレディス」4日間の死闘が展開された。
初日首位は三ヶ島。前週は2位発進から最終20位と悔しい結果に終わっていたが、ツアー初優勝に向けての火は消えていなかった。難コースで5アンダー、自身初の単独トップを決めた。「今日はかなり落ち着いてプレーすることができました。運もありましたし」と笑顔でのホールアウトとなった。
2日目もスコアを1つ伸ばし3位に踏みとどまった三ヶ島。単独首位には青木瀬令奈、2位には有村智恵と人気選手が上位をにぎわせた。初日を「79」として暗い表情を見せていたイ・ボミ(韓国)もこの日は1アンダーにまとめ、明るさを取り戻した。予選落ちとはなったが、秋以降への復活に期待を持たせた。
運命の決勝ラウンド。ただでさえ難しい小樽に横殴りの風。風雨が強まりスタートが大幅に遅れた3日目、最終組スタートの三ヶ島や有村は、後半途中から暗闇に襲われていくコースで奮闘していたが…。
11番グリーンに最終組が到達したとき。すでにあたりは暗くなりかけていたが、ここでこの夏2つ目の事件が起きる。三ヶ島がグリーン上でマークをしようとした瞬間に、ボールが風により半個ぶん動いた。三ヶ島はこれを元の位置に戻して競技委員を呼び、その場では無罰の裁定。ところが、ホールアウト後に競技委員が裁定を覆し、インプレーの球を動かしたことによって1ペナルティ。その結果、三ヶ島は首位タイから2位タイに後退した。
「失格にならなかっただけ良かったです」と、ルール勘違いと競技委員の勘違いによる、ホールアウト後の裁定という後味の悪いペナルティにもめげずに、前を向いた三ヶ島。「追いかけるほうが気持ち的にはいいと思うので、しっかり上を見て頑張ります」と、最終日の奮起を誓った。
ホールアウト時点ではピンフラッグも見えない状態。投光器でグリーンを照らしていたが、上がり4ホールは「ほとんど見えなかった」と選手も証言する。暗闇の中でどれだけプレーを続けるべきか、議論を呼んだこの日。後味の悪いムービングデーとなってしまった。
首位に立ったのはアン・ソンジュ(韓国)。悪天候の中では、やはり実力者が力を見せつけた。最終日も2アンダーをマークし、2位の渡邉彩香に3打差をつけて優勝。今季3勝目をがっちりとつかんだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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