今年も様々なことが起こった国内女子ツアー。2018年シーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【パー4平均スコア編】
コースとは違う表情… 鈴木愛の晴れ着姿【LPGAアワード写真館】
『パー4の総ストローク数÷パー4総ホール数』で示されるパー4平均スコア部門。コースのなかで最も数が多いのがこのパー4であり、当然、勝利のためにはここでのスコアメイクがキーポイントとなる。
今年パー4で最もスコアが良かった選手は、「3.9309」を記録した鈴木愛。昨年の「3.9820」を上回る自身ベスト更新となり、初のパー4部門NO.1の座に輝いた。
「3.9539」の2位には申ジエ、「3.9551」の3位にアン・ソンジュ(ともに韓国)。そして「3.9785」の4位に比嘉真美子と、賞金ランキングトップ4が上位を独占するかたちとなった。
年間3勝を果たし、獲得賞金は自身初の大台“1億越え”。飛躍のシーズンを過ごした賞金ランキング5位の成田美寿々だが、意外にもパー4平均スコアは23位(4.0356)と、過去5年間で2番目に悪い数字だった。パー3平均スコアは「2.9658」で3位、パー5平均スコアでも「4.7227」で6位とともに上位で、平均バーディ数は3位、平均パット数(パーオンホール)でも10位と、攻撃力は日本勢屈指。それだけにかねて目標に掲げる「年間5勝」へ、パー4攻略が悲願成就のカギを握りそうだ。
【2018年パー4平均スコアトップ10】
1位:鈴木愛 3.9309
2位:申ジエ 3.9539
3位:アン・ソンジュ 3.9551
4位:比嘉真美子 3.9785
5位:李知姫 3.9944
6位:小祝さくら 4.0063
7位:イ・ミニョン 4.0084
8位:黄アルム 4.0129
9位:上田桃子 4.0157
10位:ペ・ヒギョン 4.0193
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