来年4月に第一回大会が行われる「オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」(3日〜6日。オーガスタナショナル他)に、西村優菜、古江彩佳、安田祐香、吉田優利ら4選手の出場が決定した。
タイで奮闘中のアマ・吉田優利【アマタフレンドシップカップ・LIVEフォト】
この大会は72名が出場、最初の36ホールは近隣のコースで行われ、上位30名のみ「マスターズ」が行われるオーガスタナショナルでの戦いに進出することができる。
21日(金)、JGAナショナルチームの慰労会に出席した西村、古江、安田、そして日本選抜とタイ選抜の親善対抗戦「アマタフレンドシップカップ」に出場している吉田が、それぞれ思いと意気込みを語った。
■西村優菜
「すごく出たかった試合だったので素直にうれしいです。試合がマスターズの前週ということもあって、セッティングとかもすごく難しいと思います。たぶん今まで自分が経験したことがないものを経験できると思うので楽しみです。マスターズは何度もテレビで観ています。(ジョーダン・)スピースさんが優勝したときに、18番グリーン向かって堂々歩いているのが印象に残っていますね」
■古江彩佳
「まだ実感がわいていないのが正直なところです。ただ、第一回大会ということですし、世界的な大会に出場できるのはとてもうれしいです。あまり海外の試合は観ないので、オーガスタのイメージはあまりないですが…頑張って上位30人に入って、オーガスタで回れるように頑張りたいと思います」
■安田祐香
「(オーガスタナショナルは)一生回ることができないコースだと思っていました。(回らせてくださいと)頼んでもラウンドすることができないところ。今からとても興奮していますし、(世界の舞台で)戦える、戦えないではなく、その場にいられる幸せを感じたいと思っています」
■吉田優利
「ランキングでは出場できないと思っていたから、日本から4名出場できることになって嬉しい。(オーガスタに)足を踏み入れることができるように、予選を頑張って通って、回りたいと思います。(これまでマスターズを見ていての印象は?)自分がどうやって回ったらいいか、想像できないくらい難しくて、自分からは“遠い”コースだと思っていた。でも(オーガスタで回る)チャンスを頂いたからには、生かしたいですし、プレーしてみたいです。せっかく日本人が4人出場できるので、(予選で上位30名に入って)全員でオーガスタを回れたらいいですし、結果も大事ですが、どう攻略するか?を考えるのは、今後に向けてもよい経験だと思うので、みんなが身になるようなラウンドをしなければいけないと思います。楽しみだし、すごく勉強になるラウンドになるんじゃないかなと思っています」
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