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石川遼、調整中の新ドライバーはどんな感じ? 来季への準備は? 思いをアツく語る!

2年ぶりの勝利を逃し、シーズンオフに入った石川遼が現状について語った。今年活躍した若手選手をたたえるルーキー・オブザ・イヤーの表彰式に、ジャパンゴルフツアー選手会長として石川遼が登壇。年内では、おそらく公の場に登場するのはこれが最後だ。
【写真】石川遼の新しいドライバーは何?
選手会長“ルーキー”となった今年、4月の国内開幕戦から石川が主体となって様々な取り組みをスタートさせた。「皆様のおかげで、多くのことを実行できて幸せでした」と上々のルーキーイヤーを終えたが、プレーヤーとしてはどのような思いで1年を終えたのだろうか。試行錯誤を続けた1年を終えて、新シーズンに向けてどのような準備を進めているのか、熱く語った。
■オフのあいだの過ごし方は?
SMBCシンガポールオープンまでは、とりあえず自宅でやります。関東近郊で。シンガポールのあとは決まっていないんですが、そこから2月いっぱいは、結構まとまって空きますので、そこでの内容は考えてやりたいなと思います。
(年明け、小平智とやっていた恒例の初打ちは)行けないんですよね。小平さんがハワイに行ってしまうので、残念ながら。ルーティーンがちょっと変わっちゃいますよね(笑)。
でも、将来的には(米国男子ツアー新年幕開けの)トーナメント・オブ・チャンピオンズに出たいですよね。あそこで初打ちやりたいですよね。
■オフのテーマは?
基本的には、何か改造したり、打ち方を変えたりは一切しない。ドライバーが少し良くなっている感覚が、プライベートのラウンドでもあるので。球数を打つという目的よりは、集中力や、いかに試合を想定してやるかというところだと思います。
シンガポールは、去年は数字的には悪くなかったんですが、自分にとってティショットがすごく難しいホールがたくさんあった。毎日ダボを打ったホールもあったので。1年間通しても、“やっぱりあのホールで一番ティショットをミスしたな”というところもあるので、そのホールをいかにイメージして練習できるかにかかっていると思います。
難しいコースなので、自分で覚えている景色を鮮明に思い描いて、そうすると、緊張したときにどういうところに影響が出るかというのがわかってくる。
そうしたら、日本シリーズでやっていて、アイアンなどに比べて、ドライバーが一番アドレスの重心がずれやすかったんです。それが影響している可能性があると思ったので、シンガポールまではそこを重点的にやっていくという感じですね。
■それに気づいたきっかけは?
日本シリーズの初日、2日目をやりながらですかね。日本シリーズだと、10、12、13番とかティショットが難しいホールがあって。
逆に打ちやすいホールとかだと、それを想定して練習場でアドレスに入ってもブレないものが、12番をイメージしてアドレスに入ると、ちょっとぐらっとしたり、体重の位置がずれたりというのが一瞬あったりするので、それに気づけた。
影響しているのはそれだけじゃないと思うんですが、そういう自己分析をしていくことで、どのホールでもいい集中力でバックスイングを上げられるかどうかにつながる。そこまでが勝負だったりするので。
スイングが始まったら、もう自分でコントロールしてもいいことはないので、逆にどんなホールでも、アドレスに入るまでを一定にするというのは、変わらないこと。どんなに雨が降っていても、風が強くても、そこは変えないというのはできること。
逆に結果というのはコントロールできないので、どんなにいい集中力で入ってもミスショットするときはミスショットするし、その段階まで、バックスイングを上げるまでの動作とか集中力は、自分でコントロールできるので、そこにフォーカスしてやっている。
今までのオフは、打ち方で“もっとこうしたい”とか、“これを向上させたい”とか、技術的な部分でやりたいことがあったけど、いくらそれをやっても、最終的にバックスイングをあげるまでの40秒のルーティーンで、なにか集中力が散漫になっていたり、緊張して体が固まっていたら、いくら打ち方をやっていても、そこにいくまでの段階で重心がバラバラだと、打ち方が良くなっても芯に当たらなくてミスになったりする。
そっちの練習はとくに自分で変えずに、バランス良く。終盤戦も同じようなバランスでドライバーからパターまでできていたので。それは変えないで、プラスアルファで、そちらのルーティーンに対してのアプローチをやっていきたいと思います。試合もそうですし、全部の状況を細かく想定してやっていく。
たとえばシンガポールだったら、18番がパー5なんですけど、左が全部池で、そこも4日間あまりよくなかった。でも、勝つ選手は毎日バーディを獲っていたりするので、自分の場合はそういうチャンスを作れなかった。それはティショットでミスして、刻まなければいけなかったりしていた。練習場でよくても、18番にいくとどうしても右にいってしまうのは、集中力などの違い。
試合になったときに練習場と同じことができればいいと思う。それをやった結果、練習場でも全部真っすぐいくわけではないので、練習場でもミスは出ます。試合のミスも練習場のミスも同じだったらいいんですけど、試合でしか出ないミスは、明らかにちょっとおかしなというのが今年1年通してあったので、そこを分析しながらやってきて。
やっと日本シリーズのときに打ち方がちょっと安定してきたので、そこにフォーカスできたのかもしれない。まだ打ち方が全然ダメだなと思っていたら、この段階にはフォーカスできていないと思う。そういう意味では、ひとつ段階を踏めている感じはするので、日本シリーズは大きい。また、勝てなかったことによって、“やった、勝てた!”とか、そこの満足度はないので、逆にプラスに捉えてやれているという感じですね。
■新しいクラブについては?
ドライバーと、4〜9番アイアン、PWまで8本変わりましたね。新しいクラブになりました。ドライバーは来年モデル、アイアンはマッスルバックタイプの新しいアイアンをちょっと自分好みのバンスとか顔の形にしてもらったものが、ちょうど日本シリーズ終わって届いたので、すぐ組んでもらって、打ったらすごくよかった。
アイアンに関しては操作性。ドライバーもそうですけど。操作性が、マッスルバックにして上がったなという感じですね。
■ドライバーは?
飛んでいる気がするんですよね。つい昨日もラウンドに行ったんですけど、飛んでいるなという感じなので、(星野)陸也と回りたいなと思っていて。ラウンドを申し込もうかなと(笑)。
■どのくらい飛距離が伸びた?
実際に、今までのドライバーと新しいドライバーで300ヤードくらいの練習場で打たせてもらった。そこで290ヤード先にキャロウェイの方に立っていてもらって、実際に打ち比べて、キャリーが実際どれくらい違うかを電話でつなぎながら話して。
今までのドライバーだと、その人の4メートル手前くらいで落ちるんですけど、新しいものはその人の頭をちょっと越えた。エースドライバーをずっと打っていると、安定してその人の手前4、5メートルくらいにボンボンおちる。287ヤードとかのキャリーだったんですけど、新しいものに替えたら293ヤードとかキャリーでいっているので、6ヤードくらいはキャリーが伸びている感じですね。
スピンが減って、打ち出し角が高くなっているので、自分としてはより理想の球なんですけど、どうしても今までドライバーに不安があったので、アイアンみたいな吹け球を打ちたくなっちゃっていて。
なので、今までのドライバーはスピンが3000回転くらい入っていて、キャリーが287ヤードだったので、ロスしているといえばロスしているんですよね。新しいドライバーはスピンが減りやすい形状になっていたので、球が高くなって、そうしたら必然的に飛ぶんですけど。その球筋に試合で慣れていくことが大事ですね。
そのあとにフューチャーゴルフツアーがあって、新しいドライバーでいって、すごくよかったので、自分としては手応えもある。フューチャーもそういうものが狙いというか。
選手からすると、オープンウィークで2、3週間空いたときに新しいクラブを試したり絶対するので、そういう時に1試合でも小さい試合があれば、本気の球を打ったときにどういう球がでるかを選手は一番知りたい。そういう場としても、フューチャーゴルフツアーは選手にも使ってもらいたい。
■球筋は?
打ち出しが高くなっていて、最高到達点は同じくらい。高さは同じなんですけど、打ち出しが1度くらい高くなっている。アイアンとは真逆の球。アイアンでフライヤーしたときの球みたいになるので。
世界的に見るとそれがスタンダードになっているし、ジョン・ラームとかはもっとすごい。データを見ると、もっとアッパーに打って、もっと打ち出しが高くてという感じみたい。自分としては、データ的にはすごくいいデータ。それに目が慣れるのが大事。慣れないと、ボールを上からつぶしにいってしまうので、ふかしたくなっちゃうんでしょうね。そうなると右のミスが出てくるので、それをやらないというのは大事かなと。
■これからの練習は?
ドライバーもけっこう、置きにいっちゃったりとか、色々な球を打ちたくなる状況はあるんですけど、でもやっぱり、こういういい方をするとあれかもしれないけど、日本のツアーだと逆に置きにいく球を打てる選手が強いんですよね。普段より10ヤード飛ばなくてもいいから、ちょっと低い球で置きにいくというのを打てる選手は強いんですが、世界でそれをやっている人はいない。というのが、自分の中でひっかかっているんですよね。
だから自分としては、置きにいきたい状況だったら他のクラブで打てばいいし、ドライバーでそういう球を打ちにいくと、自分の場合はミスが出ちゃう。置きにいってミスが出ないならいいけど、置きにいってミスが出ることほど、悔しいことはないので。それを考えると、ドライバーを持ったときは絶対に置きにいかないで振り抜くということが、すごくキーになるなと思います。
うらやましいですけどね。そういう(置きにいく球を打てる)選手を見ると。陸也や(今平)周吾もすごくうまいので。あとは源ちゃん(時松隆光)とかも、基本的には全部曲がらないように打って、パー5だけ振るという感じなので。
ただまあ、本当に世界のトップの選手は不思議なくらいやっていないんですよね。なので、そういうふうにやらないと勝てないんだなと、最近すごく思って。ちょっと打ちにくいな、気持ち悪いなというホールでも、頑張ってそれをやるように
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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