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“ゴルフ大国”から女子ツアーが消滅… 上田桃子、有村智恵、笠りつ子がその胸中を語る【一問一答】

22日(土)に、中央区築地にあるPGMゴルフアカデミー銀座で、「熊本震災復興支援チャリティイベント」が開催された。熊本出身の上田桃子、有村智恵、笠りつ子の3人が集まり、ファンと交流。その参加費やプレゼント抽選券の売り上げなどが熊本に寄付される。この数日前には、3人の故郷で開催されている「KKT杯バンテリンレディス」の来季中止が発表されたばかり。イベント後には、それぞれがこの中止について胸のうちを明かした。以下、一問一答。
このポーズは何でしょう?【熊本震災復興支援イベント・フォトギャラリー】
−チャリティイベントの感想は?
笠「年に一度のイベントですし、すごく楽しみにしていました。みなさんに楽しんで帰ってもらえたので、成功だったかなと思います。短い時間だったけれど、ジュニアのみなさんともふれ合うことができたし、大人の方々とも楽しい時間を過ごすことができました」
−今回が4回目の開催。チャリティの総額も100万円を超え、イベントが定着してきたという実感は?
上田「熊本の震災復興に対して、多くの選手が協力してくれたからこそ、この金額に到達することができたと思います。続けていくことで、みんなが震災を忘れずに関心を持ってくれると思う。引き続き、色々な選手の力を借りながら、私たち熊本県民が明るく元気に活動をしていけば、さらに輪が広がっていくと思います。ただ、イベントを大きくすることが目的ではない。続けていくこと、自分たちが元気でいること、それを熊本の人たちに届けることが大事。これからも、楽しく、元気に、明るく、これを大事にしていきたいです」
−熊本の現状は?
有村「目に見える部分は、少しずつ戻ってきています。でも、表には見えない問題もたくさんあります。また熊本城など、観光という部分でも復旧にはまだまだ時間もお金もかかる。その点でも、今後さらなる悩みが出てくると思います。みなさんにも熊本に足を運んでもらって、今の熊本城の姿などを見てもらいたい。自分たちはゴルファーなので、プレーでいいニュースを届けて、熊本を元気にすることが、みなさんが望んでいることでもある。そこをしっかりとメインに考えて、心の部分で明るくしていきたいです」
−そんななか19日の来季日程発表では、熊本での大会が消滅というニュースが流れた
笠「中止と発表されたけど、まだ私たちは開催して欲しいという気持ちがあります。どうなるかは分からないけど、諦めずに、この気持ちを伝えていきたい。熊本だけでなく、宮城(ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン)も中止になった。(KKT杯−は)熊本の人々も、私たちも楽しみにしている大会。少しでも開催の望みがあるなら、私も声をあげて動いていきたいと思います」
上田「中止になったのは残念。熊本というだけでも思い入れがあるし、私にとっては優勝した大会でもある。さらに震災のこともあり、気持ちが入っている部分もある。なんとか存続、あるいは復活してもらえる可能性がないかを模索したい。そのために声をあげていきたいと思っています」
有村「声をあげるのはもちろんですが、いざ試合ができるとなった時に備えて、ベストパフォーマンスができるようにしていきたい。声をあげた選手が、まったく結果が出なかったというのでは話にならない。試合があることを信じて、練習に励んでいきます。(大会を)待っていてくれる人の前で、いいプレーをするというのが自分たちの使命。開催への思いを伝えながらも、しっかりと練習にも取り組んでいきたい」
−実際に、選手としてどのように動いていきたいと思うか?
笠「試合をやって欲しいという思いをどれだけ伝えられるか。まだ最近判明したことなので、これからしっかりと話し合っていきたい。1月に入ると合宿などで動けなくなるけれど、声を大にして行動をしていきたいと思います」
−小林浩美会長は会見で、中止になった大会についても「窓口は開いている」と話したが、その言葉は希望になるか?
上田「ゴルフは、どこか一つだけで成り立っているわけではない。協会やスポンサーさんたちに、うまくいい試合を作ってもらいたいという希望があります。『窓口が開いている』という言葉を信じて、いい方向に進んでいってほしい。試合をやりたいです」
笠「その窓口で、しっかりと耳を傾けてもらえたらうれしいですね」
−選手同士で、具体的に話し合いの場がもたれることは?
有村「今は年末年始ということもあり、ほとんどの選手はスケジュールがつまっている状態。協会の方々も忙しいので、なかなか難しいけれど、窓口は開いているということなので、自分たちがどれだけできるか。今回中止になったのは3大会でしたけど、どの試合も大事なのは変わらない。大会が開催される土地に行くことは楽しみですし、その地域に様々な思いがあることを伝えていきたい。まとまった声というより、それぞれの選手が、色々な声を協会に上げていくというのが現実的」
−今回の中止の要因に「放映権」、「選手の肖像権」というものがあるが、それについてはどう考えるか?
有村「そこがずっと協会から聞けなかった部分で、話を聞いた時には大会中止も決まっていました。まだ、その件に関しては詳しく聞けていないので、冷静な判断ができていないというのが本心です。質疑応答もできていないので、今後、みんなでゴルフ界の未来を考えて、全員でいい方向に動いて行けるように、しっかりと話していきたい」
−日程発表があってから選手の反響は?
有村「とまどいの方が大きいし、知らなかった選手もすごく多い。こんなことが起きていることを知らなかった選手は『何の話?』という状態。私たちもまだ知らない部分が多い」
−大会が中止になったら、何か別の形で被災地の人たちに選手としてやりたいという気持ちはあるか?
有村「私たちの願いは試合の開催。まずは、そこに全力を込めたい。そして『本当に無理』となった時には、それも考えなければいけません。ただ、開催をあきらめたくない。試合をやってもらえるようにお願いすることが先です」
笠「中止になった3大会とも開催して欲しいという気持ちは強い。色々な声がどんどん大きくなって、試合ができるようになったらいいなと思います」
−熊本の人たちの反応は?
上田「友達はインスタグラムに『え、うそでしょ?』と載せていたり、ショックを受けている人は多いです。熊本唯一の大会だし、“ゴルフ大国”と言われるくらいゴルフ好きがたくさんいる。これだけ楽しみにしてくれていたんだなと改めて感じました。私も『熊本が一番大会が無くならない』と思っていたので、そういう意味でもショック。ギャラリーも毎年たくさん入りますしね」
−米国ツアーでは、このようなことは起こるか?
有村「シーズン中にスポンサーが変わったりはしますが、システムが違うので、発表した時には大会中止が決まっている、ということはあまりない。シーズン中からコミッショナーが大会のスケジュールについてずっと説明をしてくれる。(日米では)情報を開示するかしないかの大きな違いがあります」
上田「守秘義務ということについても選手にしっかりと説明される。日本は深いところまで知ることができないので、選手としては不安な部分もある。今回も、本当に急な話でした。色々難しい問題があるというのは感じていたけど、まさか中止になるとは思ってなかった。米国ではここまで急ということはない」
−米国では試合が無くなる時に、ある程度の情報が与えられるということ?
有村「ミーティングのたびに、今の契約状況、交渉状況すべてが説明されます」
上田「説明しなくてはいけないという義務・契約があります」
−ミーティングは、どれくらいの頻度で開催されるのか?
有村「年に3回くらいですね」
上田「頻度は日本と同じだけど、内容はまったく違う。外部の人が協会に入っているので、例えばスタッフが給料について安い、高いという話もビジネスの感覚でしっかりと話しをしている。日本は女子プロの先輩たちが協会の理事をされているので、そもそものスタンスが違う」
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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