<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇8日◇ワイアラエCC・米国ハワイ州◇7044ヤード、パー70>
2019年の初戦を迎える松山英樹が、2年ぶりの出場となる「ソニー・オープン・イン・ハワイ」開幕を2日後に控えた現地時間8日(火)に報道陣の取材に応じた。
ハワイの地で日本勢の奮闘に期待!大会開幕前フォトギャラリー
ケガなどの影響もあり未勝利に終わった昨季。今年は、そんな一年を払拭するような活躍に大きな期待がかかるが、本人は「(新年といえど)特に変わったことはないです」といたって冷静。肩ひじ張ることなく、ここハワイの地で調整にいそしむ。
会場入りした現地時間6日(日)には、母校・東北福祉大の後輩、金谷拓実とともに練習ラウンドを実施。コースの感触については、硬くクセのあるグリーンに警戒を示したものの、「2年ぶりの出場で、多少(コースに)変わったところはあるけれど気にはならない」と大きな問題はなさそうだ。
その練習ラウンドの際には、日本でも近々発表のテーラーメイドの新作『M5』など複数のドライバーを試す姿も見受けられたが、テストをしているクラブについては「今回は使わない。色々試しているけど、一発目から使うことはないです」と慎重な構え。昨年の「全米オープン」前に破損したキャロウェイの『GBB』に替わるエース探しが、今年も並行して行われる。
短いオフには日本に帰り、東北福祉大での報告会などに参加。それでも「忙しい時もありましたけど、ゆっくりもできたので」と、疲れを残さず“初戦”に入ることができた。そんな松山の今年の抱負は「猪突猛進」。今年の干支でもある亥(いのしし)にかけて、ひたすらに前へと突き進んでいくことを宣言した。
4月に今季の海外メジャー初戦「マスターズ」を迎え、悲願のメジャー制覇に向けた戦いも始まる。これについては「その意識はありますが、まずはここからの試合でしっかりと上位争いをして、(マスターズ前までに)優勝できたらいいですね」と決意を口にした。抱負の言葉通り、2019年の序盤からフルスロットルで駆け抜けていく。
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