<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 事前情報◇6日◇13thビーチゴルフリンクス ビーチ、クリークコース(オーストラリア)>
“日本のロックスターがやってくる”。そんなうたい文句とともに、本大会への出場が大々的に報じられた石川遼。欧州ツアーとオーストラリアンツアーの共催大会に向けて、調整は順調だ。
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6日のプロアマ戦では、“世界最速サーバー”として名をはせた、元テニス選手のサム・グロス氏、オーストラリアで大人気のコメディアン、アンディ・リー氏という華やかな組み合わせでラウンド。会話を楽しみながらもコースチェックや調整は抜かりない。
大会4日間のうち、初日と2日目で2つのコースを交互に回り、残り2日間はビーチコースで戦う特殊な大会。しかも、2日目終了時点で65位タイ、3日目終了時点で35位タイまでの予選カットがあるなど、狭き門をくぐり抜けなければならない。
「両コースともバンカーが効いていますし、ティショットがバンカーに入ると厳しいと思うけど、伸ばしていかないといけないフォーマット。35位内に入ろうとするんじゃなくて、優勝することにフォーカスして、勝てるプレーをしたい」と心構えも万全だ。
昨年は幾度となく優勝争いに加わりながらも、手が届かず。今季開幕戦の「SMBCシンガポールオープン」では一時は2位タイにつけたが47位タイに終わった。今年こそ待ちに待った優勝をつかんで爆発といきたいところ。加えて本大会で優勝すれば、欧州ツアーのシード権を獲得できる大チャンス。海外への活路を見いだすためにも、大きな転機となりそうだ。(文・谷口愛純)
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