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初のシンガポール大会に挑む畑岡奈紗　名門コースの警戒ポイントは？

＜HSBC女子世界選手権 事前情報◇27日◇セントーサGC タンジョンC（シンガポール）◇6718ヤード・パー72＞
米国女子ツアー「HSBC女子世界選手権」があす28日（木）に開幕を迎える。世界ランキング上位者など、選ばれし63人が出場できる本大会。常夏の国・シンガポールで行われる激戦に、日本の畑岡奈紗が初出場する。
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畑岡にとって今季2戦目となった先週の「ホンダLPGAタイランド」からの2連戦。同大会は63位と結果を残せなかった畑岡だが、大会を放送するWOWOWのインタビューで「調子はあまり良くないです」と偽らざる本音を口にした。
月曜日からの練習ラウンドでは、「クラブを左に振るように意識して」スイングに励んだという畑岡。「今はアッパー気味になっているので。フェード系のイメージで振るようにして、クラブが上から降りてくるようにしています」と調整を重ねている。
舞台となる名門・セントーサGC タンジョンコースで最も警戒しているのが、上がり3ホール。「17番のパー3はグリーン左手前にバンカーがあるので、高いボールを打っていかないといけない。グリーンも速くて、風も強いですし、奥のピンに対してなかなかボールを止められないんじゃないかと。18番パー4も距離が長い（464ヤード）ですし、ラスト3ホールは気をつけたいです」と、ポイントを挙げた。
先週のホンダLPGAタイランドでは最終スコアこそトータル6オーバーだったが、初日に14ホール中9回だったフェアウェイキープ数は、10回、11回、12回とラウンドを消化するごとに改善した。「調子はあまり良くないですが、日に日に良くしていけるように頑張りたいです」と72ホールの戦いを見据えた畑岡。自身の不調に加えて、初のコースに難グリーン、強風。日本のエースはどのようにして逆境をはねのけるか。
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